ふたりの大切な一夜こそプレミアムなビールで乾杯！最高の逸品を楽しめる本格イタリアン4選(3/3)[東京カレンダー

「短角牛と夏野菜のグリル」（3,080円）は、1年に半頭仕入れる「くびき牛」をバルサミコ酢と塩でシンプルに。時期により提供部位が異なる。高橋料理長曰く「バルサミコ酢の複雑な味わいと、柑橘系のスパイシーな香りの『ペローニナストロアズーロ』が合います」

素材の旨みをシンプルに引き出す達人技
『IL PACIOCCONE CASEIFICIO』

六本木通りの南青山7丁目交差点そばに位置する知る人ぞ知る一軒家イタリアンは、1998年のオープンから愛され続ける名店だ。

経験豊富な高橋誠料理長の下で作られるのは、素材の味を最大限に生かすべく抑えた味つけのクラシカルなメニュー。

グループの本店がある新潟産の食材を豊富に使い、本場イタリアさながらに鮮度を大事にした食を提供。

近年では、店舗で作られる新鮮なモッツァレラチーズも話題となっている。

東京の食の中心地である青山エリアという立地だが、アットホームな雰囲気もまた落ち着く。

当日の朝作る新鮮なモッツァレラを使用した「自家製モッツァレラのカプレーゼ」1,540円。柑橘系の香りが特長の「ペローニナストロアズーロ」と相性ピッタリ。

1階がキッチンとチーズ工房、2階に客席があり。友人宅に招かれたような温かな雰囲気。

隠されたイカ墨ソースと手打ちパスタを絡める「アカイカと焼きナスのプッタネスカ」2,800円。「ピリ辛な味付けにイカの旨みとナスの甘みが絡み合います。『ペローニナストロアズーロ』のキレを強調してくれる組み合わせです」と前田料理長

長野のオーベルジュで自然と共に抜群の相性を楽しむ
『La Lumière Claire』

浅間山の麓という最高の立地に昨年オープンしたグラン・オーベルジュ「THE HIRAMATSU 軽井沢御代田」。五感が解放された状態で食を楽しむ“ターブル・ナチュール”を提唱する。

そんな話題の一軒の中に、今年6月イタリアンの『ラ・ルミエール・クレール』が誕生した。

料理長はひらまつグループの各店舗で腕を振るってきた前田祐介料理長。自らが納得した地元産素材を丁寧にアレンジ。アーティスティックなビジュアルが彼の真骨頂ともいえる。

さわやかな飲み心地の「ペローニナストロアズーロ」とともに味わえば、最高の時間になる。