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  • 【7/10まで】草間彌生や安野モヨコの作品も!『ヴーヴ・クリコ』を体感できるイベント開催中

    現代にも影響を与える革新的な女性「マダム・クリコ」

    草間彌生 水玉により自己消滅したマダム・クリコ 2006年 ヴーヴ・クリコ メゾン コレクション


    1805年、27歳の若さで未亡人となったマダム・クリコ。

    当時、女性の社会的役割は、子育てだけに限定され、女性は社会においてアイデアを創出する力を否定されていた。

    そんな時代にメゾンを継承し、近代における最初のビジネスウーマンのひとりとなった。

    「品質はただひとつ、最高級だけ」

    この信念のもと、シャンパーニュの品質向上、動瓶台の導入によるシャンパーニュの透明度の向上、ワインにおけるヴィンテージという概念の構築や、ブレンド法によるロゼ シャンパーニュの製法を生み出すなど、ビジネスにおける数々の偉業を達成。

    これにより、「ラ・グランダム・ド・ラ・シャンパーニュ(シャンパーニュ地方の偉大なる女性)」と呼ばれるようになった。

    各人の制作の様子。右から時計まわりに、イネス・ロンジュヴィアル氏、ペネロープ・バジュー氏、シシ・フィリップス氏、安野モヨコ氏


    そんな革新的な女性、マダム・クリコに焦点を当て、世界トップレベルの女性アーティストが、この企画展のために創作(草間彌生氏による肖像画は2006年の作品)。

    貴重な歴史的遺産と芸術的な解釈を通して、マダム・クリコの人生と彼女のシャンパーニュにおける軌跡を表現したアート作品は、どれも独創的!

    草間彌生氏の代名詞ともいえる水玉に彩られたアーティティックな肖像画に始まり、

    マダム・クリコの内奥の強さを感じさせるために、顔のみをクローズアップした、イネス・ロンジュヴィアルのポートレート。

    続いてはビジネスウーマンとしての功績を、ストーリー仕立ての漫画で表現した安野モヨコ氏の作品など、見どころ満載!

    モニーク・フリードマン「タンジェリンオレンジの空間一色の幸福感」


    作品は絵画だけに留まらない。

    モニーク・フリードマン氏は、透過性のある素材に差し込む太陽光が幻想的な、巨大インスタレーションを制作。

    鑑賞者は、このパビリオンに入り、身体的、精神的に体験する。太陽光の入る角度や、時間によって光が変化し、包まれるような恍惚感を感じることができる作品となっている。

    また、『ヴーヴ・クリコ』の産地、シャンパーニュ地方の四季の様子を美しく映し出した映像作品や、音声による作品など様々なアートが並び、大満足のラインナップ!

    すべての作品に共通するのは、マダム・クリコという女性の凛とした強さ。

    そして、『ヴーヴ・クリコ』というブランドが持つ、先進性を表現している点だ。

    『ヴーヴ・クリコ』のシャンパーニュを飲んだときに感じる、洗練されたドライな味わいに潜むラグジュアリーさ。

    さらに、本企画展のタイトルにもなっている「ソレール カルチャー」を標榜するような、前向きな気持ちになれる作品が揃っている。

    この作品群を無料で見られるのは、奇跡と言っても良いだろう。

    ぜひ足を運び、ヴーヴ・クリコの世界観をLIVEで堪能して欲しい。

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