上司が評価しづらい、仕事のできない人の特徴。あなたはいくつ当てはまりますか?


あなたの「褒め方」「叱り方」は正解?部下の本音から垣間見えた、重要なポイントとは


部下のモチベーションに大きくつながる、褒め方・叱り方


部下への褒め方・叱り方を紹介するといっても、そうしたノウハウ記事は巷に溢れているので、すでにご存じのことだろう。

心理カウンセラーや人材育成コンサルタントといった肩書の識者が「表情やアクション、声に気持ちを込めて伝えてください」とか「具体性を持たせることが重要」などと、アドバイスをしている。

いずれにしても、そうした行為が部下のモチベーションに大きく影響するということだ。

そして上司の立場にある多くの方がその重要性を十分に理解し、あれこれと調べて実践してみるわけだが…。

本当に私の言葉は部下に響いているのかと、その効果に疑問を感じたことはないだろうか。

実に「言うは易く、行うは難し」である。

今回は“部下への褒め方・叱り方”をテーマとし、各業界の第一線で活躍する稼ぎ人がどのように部下を褒め、時に叱っているのかを調査してみた。

また、それだけでは既存の同様のノウハウ記事と同じ結末になりかねない。今回は、部下の立場にある人が“上司の褒め方・叱り方”をどう評価しているのかも調査した。

稼ぎ人が現場で実践する貴重なノウハウだけでなく、部下目線のフィードバック付き、というわけだ。

その結果を照らし合わせると、いかに稼ぎ人であっても、部下からしたら首をかしげるような褒め方・叱り方も散見された。


【褒め方編】自分は褒め上手と思っていても、部下からすると…


まず最初に紹介するのは、稼ぎ人が部下に対して実践する“褒め方”だ。

稼ぎ人が実践している“成果を挙げた相手への褒め方”を調査し、ランキングにまとめたものが以下となる。


稼ぎ人の2人に1人が部下を褒める際に重視しているのが、褒めるポイントは具体的に伝えるということだ。

「どこが、どのように良かったのか。詳しく伝える方が、相手のやる気を引き出せます」(経営者・女性)

「具体性があればあるほど、同じ行動や考え方を、将来繰り返し体現できる」(会社員・男性)

「おだてているだけと思われないために、具体性は必要」(経営者・男性)

褒める内容に具体性を持たせる意図としては様々あるが、傾向的には「部下のモチベーションを上げるために有効だ」という理由が最も多かった。

また、1位と同様に重要視されているのが2位の「『期待している』など相手の自信ややる気をさらに引き出す」だ。

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