• PR
  • どこでもチーズが合言葉!フランス産チーズを気軽に堪能できる最強レシピ4選

    ◆フランス産チーズが主役!家庭で再現可能な絶品チーズレシピ4品

    東カレ倶楽部メンバーの前に、次々と並べられたのは、フランス産チーズを使って日本人の舌に合うよう考案された、和テイストの料理たち。

    料理家の板倉布左子さんがレシピを監修し、スタイリングをフードスタイリストの永尾千栄さんが担当した。

    ひとつ。またひとつと並べられる美しく盛り付けられた料理に、ダイニングテーブルを囲む参加者たちの目に、期待に満ちた熱が帯びる!

    濃厚なコクが味わいの決め手!休日のブランチに食べたい「ミモレット」のサラダ

    “からすみ”のような風味を持つ「ミモレット」を細かくすりおろし、酸味の効いたドレッシングにたっぷりと加えたサラダ


    〝セミハードタイプ”とも呼ばれ、圧搾することで水分量を減らして熟成させるのが、「ミモレット」。

    「フランス北部で生まれたチーズで、クセがなく食べやすいのが特徴です。チーズ料理といえばこの非加熱圧搾タイプを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

    フランス産の非加熱圧搾タイプだと、ミモレットが日本人にもなじみやすく、おいしく食べていただけると思います」(谷田さん)

    <材料(2人分)>
    ミモレット30g(チーズおろしで削ったもの)/お好みの野菜80g(市販のサラダミックスなどでもOK)/ズッキーニ2分の1本/アスパラ1~2本/カンパーニュ またはバゲット40g/スライスアーモンド10g 【ドレッシング】オリーブオイル大さじ2/マスタード小さじ1/白ワインビネガー大さじ1/バジル2枚/はちみつ小さじ1/塩:ひとつまみ

    <作り方>
    1.ズッキーニは1センチの輪切りにする。アスパラは斜め2センチ幅に切り、グリルパンまたはトースターで焼き目がつくまでグリルする。アーモンドスライスは、軽くローストする。カンパーニュを2センチ角に切りフライパンに大さじ1のオリーブオイルを入れ、カリカリになるまで炒めクルトンを作る。

    2.ドレッシングの材料をボウルにいれ、よく混ぜ、みじん切りにしたバジルを加え、ドレッシングをつくる。

    3.ドレッシングの半量と、ミモレットの半量、グリル野菜、クルトン、サラダミックスをあえ、器に盛り付ける。残りのドレッシングをかけ、最後に残りのミモレットを散らして完成。


    「ミモレットはとても使いやすいチーズです。旨味が強いので、シンプルにサラダに。見た目がオレンジ色で鮮やかなので、料理に少量を添えるだけで華やかになります」(永尾さん)

    外はカリっ!中はとろ~り!ピクニックにぴったりな「カマンベール」のフライドサンドイッチ

    しっかりと小麦色になるまで揚げることで、カマンベールのクリーミーでやさしい味わいに香ばしさをプラス!


    「カマンベール」は、カード(固めて水を切った乳)を型(モールド)に入れて成型しながら水切りをし、型から出して塩漬けに。

    その後、白カビを吹き付けて(ミルクの段階で混ぜることもある)、熟成することで白カビチーズ独特の、白いふわふわに包まれたチーズが完成する。

    「『白いお花が咲いたチーズ』なんて、愛らしい呼び方をされています。中でも『ブリ・ド・モー』と呼ばれる種類は、貴族に愛された歴史深い白カビチーズです」(谷田さん)

    カマンベールは、加熱するとほどよく形を保ちながら溶け、舌の上でトロリと広がり、旨味を感じやすくなる。

    カマンベールは冷めてもとろみが残り、おいしさが持続。ピクニックのお供やお弁当など「どこでもチーズ」を楽しめる一品だ。

    <材料(2人分)>
    カマンベール80g/サンドウィッチ用食パン4枚/ハム4枚/マヨネーズ大さじ2/マスタード小さじ1/パン粉30g/卵1個/揚げ油適量

    <作り方>
    1.マヨネーズとマスタードをよくまぜ、パンに薄くぬる。続いて、カマンベールを5ミリ幅にスライスする。

    2.パンの片面に(2枚)に、ハム、カマンベールをのせ残りのパンで挟む。少しおもしを乗せて5分程度おいておく。

    3.卵をときほぐし、2のパンをくぐらす。そしてパン粉をしっかりつけ温めた油で、こんがりとした色がつくまで揚げる。余分な油を切って完成。


    「イタリアではモッツァレラを挟むことが多いフライドサンドイッチですが、今回カマンベールで試したところ、水分量が少ないためか、揚げやすく食べやすいことがわかりました。おいしく作るポイントは、しっかり色付くまで揚げること。冷えたビールやワインに合いますよ!」(永尾さん)

    ホームパーティで愉しみたい!「ブルー・ド・オーヴェルニュ」と椎茸のタパス風パン粉焼き

    石づきを取った椎茸にチーズをちぎって載せ、トマトソースとパン粉を載せてトースターで焼くだけの簡単レシピ!


    個性的な香りと塩気の効いた味わいに熱烈なファンが多い、青カビタイプの「ブルー・ド・オーヴェルニュ」。

    チーズの元となるカード(固めて水を切った乳)にあらかじめ青カビをまぶしてから、剣山のようなもので刺して空気孔をあけ、青カビを繁殖させるというなんともイレギュラーな作り方がポイントのチーズだ。

    「欧州では『パセリ状のチーズ』と呼ぶことも。乳脂肪分を青カビが分解し、甘じょっぱい独特の味(シュクレサレ)を生み出す奇跡のチーズです。はちみつや貴腐ワインと合わせると至高の味わいです」(谷田さん)

    <材料(6個分)>
    ブルー・ド・オーヴェルニュ60g/しいたけ6個/玉ねぎ50g/パン粉大さじ4/トマトソース大さじ6/生ハム1枚/オレガノ小さじ2分の1/オリーブオイルレシピ内表示

    <作り方>
    1.玉ねぎ、生ハムはそれぞれ、みじん切りにする。椎茸は石づきを包丁で切り落とす。

    2.フライパンにオリーブオイル大さじ1を加え、玉ねぎを炒める。玉ねぎの辛味がとんだらパン粉と、大さじ1のオリーブオイルを加え、カリッとするまで炒め、ボウルに取り出す。

    3.2の荒熱がとれたら、生ハム、オレガノを加えよく混ぜる。

    4.椎茸にトマトソースをぬり、そこにブルー・ド・オーヴェルニュを手でちぎってのせる。そして、その上に3を乗せる。180°のオーブンで15分焼いて完成。


    「ホームパーティなどで、手軽に食べられるレシピとして考案しました。青カビタイプのチーズは、実はトマトソースと好相性なので、その利点を生かしました。

    パン粉に炒め玉ねぎと生ハムを加えることで風味を高め、チーズのおいしさを引き立てるよう工夫しています」(永尾さん)

    キャンプで手軽に作れるのもイイ!甘じょっぱさが絶妙な「コンテ」の焼きおにぎり

    芳醇な味わいと独特の甘味が際立つコンテを使うことで、家庭料理の粋を超えた一品に!


    「フランス産の『コンテ』は私もお気に入りのチーズです。

    工程内で加熱と圧搾を行うことで水分量を減らし、長期保存を可能にしたいわゆる〝ハードタイプ”のチーズ。

    雪深い山岳地帯の冬を乗り越えるために生まれたもので、フランスで最も生産量・消費量が多いチーズだといわれています。

    まろやかで芳醇な香りを楽しんでみてください」(谷田さん)

    <材料(2個分)>
    コンテ20g+削り大さじ1/ごはん150g/味噌大さじ1/みりん小さじ1/はちみつ小さじ1/のり手巻きサイズ1枚/ごま小さじ2分の1

    <作り方>
    1.コンテを3ミリ角程度に切る。ボウルにごはんを入れ、塩ひとつまみと、白ごまを加え混ぜ合わせ、中央にコンテチーズを入れておにぎりを握る。

    2.スキレットよりひとまわり大きいサイズのアルミホイルを敷き、その上でおにぎりの両面を軽く焼き目がつくまで焼く。

    3.味噌、みりん、蜂蜜をよく混ぜ、おにぎりの両面に塗る。スキレットの火をとめ、片面ずつ余熱で1分ずつ焼く。最後に削りコンテチーズを添え、ホイルでおにぎりを覆い、15秒、蒸らす。最後に、焼きおにぎりを海苔で挟んで完成。


    「チーズとお味噌は同じ発酵食品のためか、とても相性がいいんです。また、コンテはハードタイプで持ち運びしやすいので、キャンプなど野外での料理にもおすすめ!このレシピはスキレットで焼き上げるだけなので、さまざまなシーンで、気軽に楽しめます」(永尾さん)

    おすすめ記事

    もどる
    すすむ

    東京カレンダーショッピング

    もどる
    すすむ

    ロングヒット記事

    もどる
    すすむ
    Appstore logo Googleplay logo