極上の非日常を体験するなら、ホテルをうまく利用するのが大人にとってベストな選択だろう。
とはいえ正直なところ、ホテルは泊まってこそ真の良さが見えてくるもの。
そこで、数々の取材を敢行してきた東カレスタッフが、仕事ではなくプライベートで実際に宿泊したホテルをピックアップ!
初回は、トランプ前大統領も宿泊したことで知られる「パレスホテル東京」のリアルな魅力をご紹介しよう。
今月の舞台:パレスホテル東京のバルコニー付き客室
丸の内1-1-1という絶対的な住所を誇る「パレスホテル東京」。
丸の内という住所が誕生した際、皇居に一番近い場所だったため、1-1-1という一番目の数字がついた。気も景色もいいはずだ。
戦後、前身の「ホテルテート」はホワイトハウスに似た外観をもち眺望が素晴らしかったため、GHQからアメリカ大使館にしたいと申し出があったほど。
そんな眺望を存分に堪能できるように、都内のホテルとしては珍しく、客室にバルコニーがあるのが特徴といえるだろう。
#アフタヌーンティーしながら #クラブラウンジでチェックイン
クラブフロアの客室に宿泊すると、クラブラウンジでアフタヌーンティーをしながらチェックインできる。
この時間からシャンパンをいただけるのも嬉しい。
「パレスホテル東京」のスイーツをシャンパンとともに、ゆったりといただく。
なんとも優雅な時間を過ごすことができた。
#クラブラウンジの秘密のテラス #昼シャン
クラブラウンジの奥には実はテラスがある。
低層階の客室を選んだとしても、ラウンジは19階なので天空を感じられるのだ。
バルコニーと異なる開放的な空間では、より一層、非日常を体験できた。
#6種のシャンパンワゴン #ワゴン好き
ダイニングのレベルも高く、最近ツボに入ったのはフランス料理『エステール』の〝ワゴン攻め〞。
まず、バケツサイズの自家製発酵バターとパンが載った1台目が来て、次が夢のシャンパンワゴン!
6本の冷え冷えシャンパンとグラスが乗車し、思わず3種飲んでしまうほどだ。
そして最後はチーズワゴン。すべてがサービスに合わせた特注ワゴンで、ハイセンスかつ機能的であった。
ここには、ほかにもシャンパン、パンの特注ワゴンがある。取り分けてくれるサービスの方も気が利く。
泡でいえばクラブラウンジにシャンパンが置いてあるのも(ないラウンジが半数以上)、気風のよさを表している。
これぞホテルならではのおもてなしの真骨頂だろう。
#大好きな手土産たち #マロンシャンティイ
ペストリーショップが充実しているのも注目すべきポイント。
スイーツからカレーまで、食土産が秀逸なのだ。
特にシナモン&ジンジャーサブレ缶は手土産にすると大人から子供まで喜ぶ。
自宅へ持ち帰り、滞在の余韻に浸るのもいいだろう。
#11月の紅葉 #客室バルコニー #自然を楽しむなら低層階がおすすめ
和田倉噴水公園側の部屋なら抜け感も抜群。緑が少ない東京のなかで、広い庭をもつように、木々と水(お濠)と風を感じられるのが最高だ。
泊まる時は絶対にバルコニー付きのこちら側をおすすめしたい。季節がよければバルコニーだけで3時間は過ごせてしまう。
◆
まさにすべてがザ・5ツ星な「パレスホテル東京」は入るだけでパワーが湧く。
はたまたパワースポットだから好きになったのか……どちらが先かは分からない。
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