港区のもつ鍋店の完全保存版6選!デートにぴったりのコク深もつ鍋セレクション!

5.人情味あふれる女将が、もつ鍋の“うまかもん”を追求
『麻布十番 ばり博多』

「もつ鍋」3,740円(2人前)。野菜はキャベツ、ニラのみで博多の王道スタイル。丁寧に出汁をとったスープは香りも芳醇だ。〆は長崎から乾麺で取り寄せる「ちゃんぽん」500円で


カウンター越しに「今日は寒かねぇ」と気さくに話しかける女将の青山順子さんは「生まれも育ちも」と語る、生粋の博多っ子。

『麻布十番 ばり博多』では、手作りのおばんざいなどを用意し、まるで地元の居酒屋のような雰囲気。だが、誰もが間違いないとオーダーする鉄板メニューがもつ鍋なのだ。

そのもつ鍋は、醤油味オンリーにこだわって提供している。

透明感のあるスープに凝縮した旨みが、和牛の持ち味を引き出す!


スープの要となる元ダレは「秘伝です」と笑うが、出汁はカツオと昆布のほか、サバ節やアゴまで加えており、複雑かつ上品に仕立てるのが青山さん流。

古くから懇意にする博多の業者から直送されるもつは、丁寧に下ごしらえをしてから一度サッと茹でこぼしており、旨みだけを抽出するひと手間を欠かさない。

もつは国産かと尋ねれば「もちろん!」と、小気味よく即答。

本場と変わらない美味しさと女将のフレンドリーな接客で、多くの常連の心をわしづかみにしている。

スープ&もつのこだわり


秘伝の元ダレ、削り節を使って複雑な旨みを醸す出汁は日々、店内で仕込む。

割合は1:5が目安。営業開始に合わせ、その日のスープを作る。

もつは国産牛で、2人前なら160g程度。

生の状態で仕入れ、下ごしらえにひと手間をかける。これがさっぱりとした味わいの秘訣だ。

骨付きの唐揚げを豪快にかぶりつく!


「骨付もも唐揚げ」990円は、絶妙な塩加減。

低温の油でじっくり時間をかけて揚げることで衣はパリッと、中はジューシーに仕上がる。


麻布十番のメイン通りの一本裏手に『麻布十番 ばり博多』は店を構える。

カジュアルな居酒屋の趣に心安らぐ。一直線に延びたカウンターで、女将との会話を楽しみたい!

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