東京ご近所探訪 Vol.8

「中央区」ブランドで坪単価500万クラスに…。開発が進み、一流企業会社員に人気の街とは

”もんじゃの街”として、庶民的な下町のイメージがある月島。

でもそれはもう、ひと昔前の話。

月島の物件価格は坪単価500万円クラスがゴロゴロ。その多くが億ションなのは、「中央区」ブランドによるところも大きい。

また月島は、晴海の選手村を筆頭に多くの競技が開催された湾岸エリアに隣接し、昨今注目を集めているのだ。

住むというイメージが意外にない月島。人気エリアとして成長した、街の魅力とは?



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元々、「築島」という漢字だったが、転じて「月島」になったそう

エリートが集う下町・月島

“もんじゃストリート”には約80店以上のもんじゃ店が立ち並ぶ


月島エリアは、大江戸線、有楽町線が走り、勝どきまで徒歩5分、築地まで約15分。銀座までタクシーで約1,000円という好立地。

2015年に駅直結、53階建の高層マンションが竣工して以来、再開発の波が怒涛に押し寄せた。

今年に入り〝もんじゃストリート〞で知られる西仲通り沿いにも「ミッドタワーグランド」が開業。低層階は商業施設、上階はマンションという構成で早くも存在感を高めている。

また、駅周辺だけでなく、佃エリアも高所得者層が住む場所として知られた存在。

高級スーパー「リンコス」が佃にあるのは、そういった背景もある。


「ミッドタワーグランド」はゴルフレンジやスパなどが充実。

この辺りの住人は、汐留、お台場、新橋など、東側にオフィスを構える一流企業の会社員たち。

子育てなら、隣の豊洲の方がファミリー向きということもあり、月島に住むのは世帯年収1,500万超えのDINKSやエリートシングルが多いのも特徴だ。

とはいえ、元々この辺りに暮らす商売人も多く、タワマンと下町、双方の住民がいい具合に共存している。

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