カウンターの目の前で料理が仕上がっていくワクワク感は格別だ。
中華にフレンチの要素を加えたヌーベルシノワ『隼 Toshi』の、音、香り、見た目を刺激する調理は、もはや“芸術の域”。
今回は、気持ちが高鳴ってしまう華麗なる逸品をご紹介しよう!
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※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
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人気のカウンター中華において『隼 Toshi』の吉田隼之さんは、独創的なクリエイションだけでなく、客を魅了する厨房での振る舞いでも頭ひとつ抜きん出ている。
例えば「濃いめ」と題されたフカヒレ料理は、まず香港で買い付けたシュモクザメの巨大な尾ビレを乾物の状態で提示。そして、10日ほどかけて戻したものをジャーッと丸ごと鍋で焼いていく。
「強火」は「一番のスペシャリテ」と断言する野菜炒めで、7種類ある野菜の特性に応じて炒める順番や温度にも気を配る。
ジャカジャカとリズミカルに鍋を振り、まるで踊るように足を使って火力を操る様が壮観。
フカヒレ料理「濃いめ」。
繊維が太く、独特の食感が楽しめるシュモクザメの尾ビレは、あまり出回らない希少品。
親鶏などを長時間煮詰めた濃厚な餡か......
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