東京ご近所探訪 Vol.7

目黒の「陸の孤島」と言われるアノ場所に、クリエイターや芸能人・モデルが住む理由

目黒通りの大鳥神社エリア(下目黒付近)は、インテリア好きなら一度足を運んでみたい場所。

交通の便は良いとはいえず、目黒駅や祐天寺駅、学芸大学駅から徒歩15分以上かかるため”陸の孤島”とも言われている。

だが実はこの”陸の孤島”に、クリエイターや芸能人、モデルなど、お洒落業界人が多く住むのだ。その魅力とは…?



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今回、取り上げるのは目黒通りの大鳥神社交差点から目黒郵便局付近の目黒区中町、中央町、下目黒周辺


20軒ものインテリアショップが並ぶ目黒通り


通り沿いにインテリアショップが並び、軒先に商品を並べている店も多数。休日になると、ウインドーショッピングをするお洒落カップルで賑わいを見せる。

そもそも、目黒通りは港区から多摩川まで続く道。

高級住宅街を縫うように通っていることから、高級車の販売店やディーラーが多く、”日本一外車が通る道”と言われてきた。

その理由を、インテリアショップ『karf』の山本景介さんはこう話す。

「クルマ好きの人はインテリアのこだわりも強い。それがインテリア通りになったひとつの理由だと思います」。

この地で20年以上前から店を構え、街の変化を見てきた人だ。

山手通りから入ってすぐ。創業35年の老舗的存在『karf』。オリジナルの家具を中心に国内外からのセレクト家具も取りそろえている


2000年代には40軒以上のショップがあり、雑誌でデートスポットとしても紹介されるほど賑わっていた。

変化があったのは2012年。路面への駐停車が禁止になり、それまでのように道路脇に停車し、店を訪れることができなくなってしまった。

以降、ブームは落ち着いたものの、現在も20軒以上の店舗があり、メッカであることに変わりない。

インテリアショップが並ぶお洒落な空気感は、飲食店にも派生している。

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