この結婚、間違ってた? Vol.11

「上司の誘いを断れなくて…」六本木の高層マンションの一室で、人妻が頼まれた衝撃的なコト

「やめるときも、すこやかなるときも、あなたを愛する」と誓ったはずなのに…。

“やめるとき”は、愛せないのが現実。

思い描いていた結婚生活とは程遠く、二人の間に徐々に生じ始める不協和音。

「こんなはずじゃなかった」と不満が募ったとき、そもそも「この結婚、間違ってた?」とふりかえる。

あなただったら、この結婚生活やめる?それとも…?

◆前編のあらすじ

在宅勤務の賢一は、家事のほとんどをこなす優しく真面目な夫。だが、妻の美咲はどこか物足りなさを感じていて、社長である藤森と食事に行ってしまうが…。

▶前回:CAを辞め、手取り45万で社長秘書になった途端…。女に起きたヤバい心境の変化


Vol.11 ブランド物が好きな女(後編)


【今週の夫婦・結婚2年目】
夫:賢一(33)公認会計士
妻:美咲(31)社長秘書、元CA


『美咲:摩耶と夜ゴハン一緒に食べることになっちゃった!ごめんね』

20時すぎ、ようやく妻からの連絡が入る。

僕は、すでに美咲の好きな韓国料理を何品か作り、いつでも食べられる状態でスタンバイしていた。

仕方なく、自分の分だけ皿によそい、BGM代わりにテレビをつける。

バラエティ番組で、元キャバ嬢の女性が高級ホテルに宿泊したり、買い物でかなりの金額を使ったりしている様子が映し出された。

そういえば、美咲も20代前半はかなり遊んでいたと聞いたことがある。

いわゆる港区のギラギラした男性たちが周りにいたから、美咲の年収ではありえなくらいリッチな経験をしていたのだろう。彼女は、今でも高級志向でブランド物が大好きだ。

僕の年収は、2年前に独立した時に1,000万は超えたものの、現在も1,500万いくかいかないか。

美咲の理想とする暮らしには、程遠いだろう。

誕生日に欲しがっていたカルティエの時計も、資金繰りが厳しい時期だったので、買ってあげられなかった。

男は、基本的に好きな女性の願いを叶えたい生き物だ。

だから、物欲を十分に満たしてあげられないかわりに、美咲が苦手な家事を進んで行っているのだが、彼女はそんなことなど求めていないのかもしれない。

“もっと家庭的な女と結婚したらよかったのに”と友達には、何度か言われたことがある。

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