「色気のある鮨」で港区の大人を魅了する!夏の夕暮れを望める、秘密の隠れ家

密やかなロケーション、そして色気のある鮨でグルメな大人を魅了している店がある。

それが、西麻布の人気鮨店『きたむら』だ。

看板がない隠れ家的な入口をくぐると、カウンターの目の前に一面の夜景が広がる。

この店が、感度の高い港区の大人たちを満足させる理由とは?



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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青森の本まぐろの「トロ」は、塩と醬油漬けの2種を食べ比べができ、天日干しの塩が脂の甘さを際立たせる。2枚重ねることでシャリとの一体感も増す


何も知らなかったら、静かな通りのその変哲のないビルに鮨店が入っているとは想像もつかない。看板を掲げず、4階に上がって初めて鮨店らしき扉と『きたむら』という店名が見えるのだ。

店主の北村 淳さんは、「一度来ていただいた方にまたお会いできればいいので、看板はいらないんです」と話す。

カウンター正面の窓からは夜景が見え、BGMはアコースティックギターの優しい音色。

そんな艶やかかつリラックスできる空間で味わえるのは、鮨職人歴28年になる北村さんの探究心を凝縮したコースだ。

海苔とたくわんがいい脇役になっている「ウニトロごはん」。北海道産のクリーミーなバフンうにが、上質なソースのごとくトロの旨みを引き立てる。柔らかな食感のなかで、たくわんの歯応えが絶妙なアクセントに。写真にも映えると評判


酢飯に使うのは、自ら山形の田んぼまで足を運んで決めた無農薬栽培の「つや姫」。米の逞しい味わいを生かすため、温度は低めの15℃に設定。

その酢飯に一週間熟成させたトロの醤油漬けが重なれば、ねっとりした舌触りの旨みと輪郭ある米がまとまり、魅惑の食べ心地。

1万5,000円という手の届く価格と心地よさも相まって、再び同じ時間を過ごしたくなる。

なるほど、確かにこの店に看板は不要なのだ。


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靴を脱いで入店したら、季節に合わせた素材で用意されたスリッパに履き替える。

これからの時期は、18~19時に入店すると、カウンターから移りゆく夏の夕暮れを眺めることができる。それもまた鮨店ではレア。

店内には茶葉のアロマが香り、いっそう寛ぎモードに。


鮨店っぽくない洒落た白衣が似合う、ダンディな大将の北村さん。

物腰柔らかな人柄で親しみやすい。


エレベーターで4階に上がって階段を半階分降りたところに『きたむら』はある。

もともとは、北村さんが空が気持ちよく見える窓を一目で気に入って決めた物件。昨年デザイナーを入れて改装し、より一層洗練されつつも温もりも感じられる空間となった。



星条旗通りのマンションに潜む、お忍び感たっぷりの名店『きたむら』。

“艶やかな大人の鮨デート”なら、この1軒が間違いない!

【Price】おまかせ 15,000円
【Reservation】2週間前
*コースは料理6~7品、握り10貫で構成。予約は電話にて受付。個室(定員6名)は2名からでも室料なしで予約できる。

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