2021.06.12
2.漆黒の外観と瀟洒な佇まいに、高揚しない者はいない
『鮨 浩也』
通りすがりでは絶対に鮨店だと気づかない、オフィス街で目を惹くスタイリッシュな漆黒の佇まい。
しかも、ありきたりでないこだわりの握りや料理を味わえる、とあれば大切な人をエスコートするのにこれほど相応しい一軒はないだろう。
「黒が好き」という大将・本橋さんが自らディレクションした、思い入れたっぷりの外観。周囲に灯りが少ないだけに、ひと際存在感を放っている。
浜松町の路地裏で艶めかしく光るファサードに、自ずと期待は高まる
駅周辺の喧騒から離れた宵闇に浮かび上がる、センスのいいエントランス。数多の鮨店が存在するここ東京において、どの系列にも属さない新鋭が登場した。
大将の本橋拓也さんは、日本橋の老舗鮨店を振り出しに、懐石料理、蕎麦店などで修業を重ね、恵比寿『麦酒庵』では唎酒師の資格も取得。
そこからシンガポールの鮨店での勤務を経て、昨年7月に念願の独立を果たした。
トロは使わない代わりに、赤身の中で最も柔らかい「天身」をヅケにして出している。料理はすべておまかせコース(19,800円)より。
おまかせコースでは、鮨と料理を交互に出すスタイルと日本酒ペアリングで魅せる。
酢飯には、世界最高米にも選ばれた長野県飯山産の「七〇八米」を使用。黒酢を使った黒シャリと、米酢に赤酢をブレンドした赤シャリをネタによって使い分けている。
どの店でも食べられるトロはあえて出さず、自身の好物である光り物への包丁の入れ方や熟成などにこだわり、鮨の新たな可能性を探る。
また、つまみにも一家言あり。お造りやよくある酒肴は避け、例えばホワイトアスパラガスを使った茶碗蒸しなど旬の野菜に手を掛けた一品料理をそろえるのだ。
「美味しかった、は当たり前。楽しかったと思っていただきたい」と、意欲に満ちあふれている。
【SNSで思い出を刻む“映え”の一品】
クリーミーな白子のとろける口当たりに陶然!
丸々と太ったフグの白子は丼仕立てに。スプーンでつぶし赤シャリと混ぜ合わせてリゾットのように食べれば、濃厚な旨みと黒こしょうの香りが口いっぱいに広がる。
外観とは対象的に、温かみのある店内。使用する器のほとんどは有田焼だ。
この記事で紹介したお店
鮨 浩也
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