
チョコレートプラネットが、ホテルのスイートルームで美女を隣に語った本音とは
お笑い界で快進撃を続ける旬芸人、チョコレートプラネット。
新キャラやものまねを次々と生み出し、YouTubeも好評。
そんな今ノリに乗っている男たちを、恵比寿の「ウエスティンホテル東京」に招き、艶やかな男を演じてもらった。
撮影中、堂々とした演技を見せる一方、現場を爆笑させるアドリブは流石。
インタビューすると、ブレイク芸人らしい姿を見せる傍ら、意外な素顔も見えてきた!
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「東京カレンダーの対義語がチョコレートプラネット。まさか出られるなんて」
と彼らは言うが、いざ撮影を始めるとそこは芸達者なふたり。
ロケ地となった「ウェスティンホテル東京」が見合う、ダンディな男になりきってくれた。
手応え十分な撮影を振り返ってこう話す。
長田:上京して16年ですけど、今日はかなりシティボーイになれたなって思いますね。アジアスターの感じを出せた自分に、びっくりしています。
松尾:長田さん、普段のインタビューでなかなかこう座らないですからね(ハリウッド俳優のような肘掛けを使った、優雅な座り方をしている)。
長田:もう、入っちゃってるからさ。
ここで、手元にあった小誌1月号をめくっていた松尾さんが、同じ企画のかまいたちさんの写真を発見した。
松尾:やばいっす、これ。山内さん、香港映画の殺し屋ですよ……。
長田:まだシティボーイじゃないな。
松尾:浪速の匂い、たこ焼きの匂いがプンプンしますね。
長田:かまいたちさんはまだ粉っぽいよ。絶対オレらの写真が勝ってる。ボケちゃってるからダメだよ。
松尾:オレらは1ミリもボケてない。女性との絡みはガチガチだったけど。
とはいえ、ウエスティンホテルのある“恵比寿”は、ふたりにとってアウェイではない。松尾さんが初めてシティボーイを体験したのも恵比寿だったとか。
松尾:2014年のキングオブコントの決勝に進んだ時、フルーツポンチの村上さんが、恵比寿の鮨屋にお祝いで連れて行ってくれたんです。それが人生初のおまかせの鮨で、もう、べらぼうに美味しかった!
今までの鮨はなんだったんだと思うほどで、美味しすぎて具合悪くなっちゃったんですよ。でもその日から、こういうお鮨に行けるようになろうと思いました。
今でも恵比寿に誘われることが多いそうで、「美味しい店じゃないと残れない街」というイメージを持っている。
ドロンズ石本さんがオーナーの『馬肉屋たけし』の馬肉焼肉が好きで、いま行きたいと思っているのは自然薯の専門店『裏恵比寿 自然生村』だと話す松尾さん。
対して長田さんは、メシ友が恵比寿男子だ。
長田:東京で交友関係がまったくなくて、唯一の友達がパンサーの向井なんですけど、彼が恵比寿に住んでいるので、よく恵比寿で食事します。
おすすめは、地元の連れの連れがやっているイタリアンの『セルサルサーレ』ですね。
そして恵比寿といえば、本日の「ウェスティンホテル東京」についても聞きたいところ。
VIPも宿泊するスイートルームでの撮影となったが、ふたりにとっては閲覧注意の〝いわくなしホテル〞に映っていた(チョコプラのYouTubeで「いわくがないスポットに震えあがる」というネタを要チェック!)。
長田:部屋に入ってすぐ思ったんですよ、ここはいわくないなって。だって見てくださいよ、あそこの柱。柱の役割をしてないですよ(壁の真横に、豪華な大理石の柱が設えられている)。
松尾:耐震も絶対ちゃんとしてるし。
長田:飾りでこんな立派な柱を置けるってすごいよ。怖いよね。
松尾:ねえ、ソファの後ろに絵飾る?ここ座ったら何も見えないもん。
長田:怖っ!写真撮ってもらう前提だ。え、ちょっと待って、あそこ……。
松尾:うわっ、やめてよ!
長田:コンセントのソケットが金!
松尾:ここもぜんぶ金。恐ろしいよ。
長田:……え、嘘でしょ。
松尾:こんどは何!?
長田:こんなでっかいテレビ回る?
そのテレビはベッドとソファの間に位置し、両方から見られるよう回転する。いわくなしリポートはいくらでも続き、チョコプラの視点を通して、このスイートルームがいかに贅沢な造りかを知るのだった。
そんな部屋の高級ソファに座り取材を受けるふたりは、東京のライフスタイルの話になると、「僕らは東京に来て底辺の生活してました」と、口を揃えて言う。