―お互い交際の時点で結婚を意識していたと思いますが、お二人はどんな理想の結婚像を持っていましたか？
タケルさん：二人とも仕事もプライベートも続けて支えあっていける関係が理想でした。
子供ができたら、一旦産休とか育休とかはとりますが、それが終わった後もお互い仕事を頑張っていけたらと。
マリナは働きたいという意思が強いので、尊重したいと思っています。
マリナさん：彼が言ったように、結婚後も働き続けたいと思っていますが、子供ができたときに家庭と仕事との両立が絶対に大変になるので、頼れる人、サポートしてくれそうな人を結婚相手として求めていました。
それと、なんでも気兼ねなく話しあえて、1日あったこととかをお互いに報告しあえるような関係づくりをするのが理想でした。
―プロポーズは交際からどのくらい経ってから、どんなシチュエーションでしたか？
マリナさん：だいたい10ヶ月くらいですね。プロポーズのシチュエーションについては、これまたダメ出しもので…（笑）
タケルさん：実は、明確なプロポーズをしていないんです。籍を入れようとは思っていたんですが、それをいつにするかというところが決められていなくて。
ちょうど家を買うタイミングで、籍を入れようかという感じになりました。
その後、とりあえずTIFFANYに指輪を見に行ってみようかと話をして、見るだけのつもりがまんまと店員さんに乗せられて指輪を買って…と、ロマンチックも何もない感じでした。
マリナさん：でも、TIFFANYさんのサービスで「WILL You？」のPOPとお花を持たせてもらって。その時、彼はその場に膝まづいて、指輪のケースをパカッと開けてくれました（笑）
ドキドキ感はあまりなかったですが…幸せだなって思いました。
―お二人の結婚の決め手は？
マリナさん：一緒に暮らしたりデートしたりと、たくさんの時間を一緒に過ごしましたが、全く違和感がなくて。これが結婚の決め手になりましたね。
「あれ、合わない？」と思う瞬間がなく、お互いに何でも話し合える関係でいられるのが私の中では大きかったです。
タケルさん：彼女と同意見です。
同棲してみて、改めて一緒にいて違和感がないことを確認できましたし、気持ちが変わることもありませんでしたね。
―アプリで結婚することについて、ご友人やご家族の反応はどうでしたか？
タケルさん：今はそういう時代か～くらいの感じでしたね。
多少はびっくりしていたかとは思いますが、僕の判断に任せてくれているので、アプリだからどうのこうの、という話はなかったです。
マリナさん：一番の親友でもある幼馴染がアプリでの出会いに対して心配していました。でも最終的には私に任せてくれて、「一度は会わせてね！」ってことで納得してくれました。
一方、私の両親は教員なので若い世代の子供と接することが多く、そのおかげでアプリでの出会いに理解がありました。
「結局どんな出会いにせよ、相手を見極めないといけないことに変わりないから」って言われました。
―とくにマリナさんははじめ、アプリでの出会いに少し抵抗があるとのことでしたが、改めてアプリ婚をすることについて今どう考えていますか？
マリナさん：はじめはアプリでの結婚はうまくいかないのでは？と思う気持ちがありましたが、私たち含め私の職場でもアプリ婚した人が何組もいて、一つの出会い方としてありだなと思うようになりました。
利用してみて思ったのは、婚活についてはアプリのほうが効率がいい、ということ。同じベクトルで出会いを求めているわけなので、会ったあとの進みが早いです。
それに、もし実際に会ってみてうまくいかなくても、向こうのことをそんなに知らないので傷つかないですし。
自分の例もあって、アプリは婚活に向いているツールだと思うようになりました。
―タケルさんは、アプリ婚をすることについてどう思いますか？
タケルさん：効率的で、今の時代に合った婚活ツールかなと思います。普段出会うきっかけがない人とつながれますし。
私たちもアプリを利用していなかったら、絶対に出会っていない二人なので。
どうしても恋愛は所属しているコミュニティに依存してしまうけれど、それを越えたきっかけを作ってくれるという点で良いツールだと思います。
―アプリ内で自分をアピールするコツを教えてください！
タケルさん：僕は東カレデートの登録者の中でもとりわけ容姿や年収が良かったわけではありません。なので、プロフィール情報でアピールするよりも、内面で勝負するしかないと思っていました。
やりとりのきっかけは結局プロフィールからですが…掴んだ人と長く続けるには、というのをいつも考えていました。
女性側の視点になったときに、たくさんのメッセージの中で返信したい文面はどんなものかと考えながら送っていましたね。
マリナさん：写真でアピールするのが大事かなと。複数枚載せられるので、会話につなげられるようないろんなシチュエーションの写真を載せるようにすると良いと思います。
私の場合、全身写真、食べ物を食べている写真、ゴルフをしている写真、動物と一緒に撮った写真などでした。
そうすることで、いろんなジャンルの人とつながれて、会話も弾みやすくなりました。
―東カレデートはどんな人に向いていると思いますか？
タケルさん：ハイスペックな人が集まるとはいえ、ピラミッド構造になっているのは事実で頂点の人だけ求めていても上手くいかない。
なので、全部を求めるのではなく視野を広くして、どんな条件を妥協できるか、逆に妥協できない条件は何かを整理できる人は、うまく使いこなせると思います。
マリナさん：ハイスペックな人と出会いたい人、恋愛経験がある程度ある人は楽しんで利用できると思います。
あと、視野を広げたい、ハイスペックな人の話を聞いてみたい、といったように興味を持ちやすい人・好奇心旺盛な人にもおすすめしたいです。
―最後に東カレデート利用者に向けてメッセージをお願いします！
タケルさん：「一度返事がこなくても諦めない！」ですかね、経験に基づくと。
ただ、2回送っても返事がなかったら潔く諦めたほうがいいかなと思います。それ以上送るとしつこいと思われるかもなので…。1回で諦めるにはまだ早いと思うので、再度アタックしてみると良いと思います。
マリナさん：受け身になりすぎないこと、です。
自分からも何か提案したりできるくらいの感じで頑張れば、きっといいご縁に恵まれると思います！
メッセージを送ったのにスルーされてしまうと、脈ナシと判断してしまいがち。
でも、タケルさんの諦めない姿勢がなければ、マリナさんと結婚に至ることもなかっただろう。
少しの勇気と諦めの悪さが、時として一生のご縁を結んでくれるということを心に留めておきたい。
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