修羅場。
それは血みどろの激しい戦いや争いの行われる場所、またその場面のことを指す。
恋人との別れ話や、夫婦関係のいざこざ。
両者の主張がもつれたとき、それは恐ろしいほどの修羅場にまで発展してしまうのだ…。
これは東京に生きる男女の間で、実際に起きた修羅場の物語である。
▶前回:バスルームの扉が開いた瞬間に…。安心感優先で“冴えない男”と結婚した、32歳女の末路
Vol.3 悪口姑と住む女
名前:佐川奈津(仮名)
年齢:32歳
職業:専業主婦
―ここから、逃げなきゃ。
奈津はそう思いながら、張り付いた笑顔のままキッチンにしゃがみ込んだ。今さっき、手を滑らせて割ってしまったグラスを拾うために。
大理石に散らばるキラキラとした破片たち。それを見て、......
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この記事へのコメント
義母よ、養育費は父親が息子に対して払うのだから横やり入れてくるな!!
長いこと姑から嫌な目にあってたのかと思ったけど、出て行くのは子供に吹き込まれた次の日なんだね。小さな事はずっと我慢していて、この件で爆発したってことなのかもしれないけどちょっと短絡的な気がする。
奈津の実家も裕福なのかもしれないけど、結局、自分の力でどうにかするつもりはなくて、はなから両親頼みはどうなんだろう。
しかも子供の気持ちを考えると、やっぱりパパは僕のこと嫌いになっちゃったんだと...続きを見る思いかねないと思う。
確かに義母が孫に言った事はよくないし、孫より息子が大事で気持ち悪いけど、離婚するにしてもしないにしても後先考えずにしゃべりすぎだし、行動しすぎだと思う。