坂の上に現れたおとぎ話のような新店! 六本木で話題のフレンチで心温まる体験を

2020年8月、六本木にオープンし、誠実な仕事で着実にファンを増やしているフレンチ『Patous(パトゥ)』。

温かみのある空間と、センスが光る料理が楽しめると、話題を集めているお店だ。

果たして、どんなお店なのだろうか。見ていこう。

飯倉の交差点からすぐの場所にあり、坂を下っていくと麻布台の高級住宅街がある


おとぎ話に出てくるような、趣ある雰囲気が素敵なレストラン


麻布台の急坂・鼬(いたち)坂の途中。下り坂の途中に現れる階段の上に、その店はある。

曲線を描く小窓、そこから漏れる暖色の明かり。

まるで、おとぎ話に出てくるような、情緒溢れるアプローチは、他にはない魅力だ。

店内は二人がけのテーブル席が4卓。記念日などに使いたい雰囲気だ


オーナーシェフの山口義照さん夫妻は、元々神戸・元町で老舗フレンチを営んでいた。

元町の人気店として確固たる地位を築いており、20年以上営業。

30席ほどの店内はいつも常連客で賑わっていたという。

客席からも見えるキッチンだが、常に新品のように磨き上げられている


しかし、「このまま神戸にいてもいいが、ラストチャレンジをするなら、今だ」と2020年初頭に、東京への移転を決意。

コロナの影響でオープン時期はズレたものの、8月に東京に新たな店を構えた。


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シェフの山口義照さん。若き日に『コート・ドール』の料理に衝撃を受け、店の門を叩いた。その後、フランスなどでも修業を積む


店に入ると、絨毯敷のフロアに、北欧調のデザイナーズ照明。そして、オープンキッチンが目に飛び込んでくる。

師と仰ぐ『コート・ドール』の斉須シェフ譲りの磨き上げられたキッチンがテーブルから見える位置にあり、調理のライブ感も楽しめる。

料理は「何を食べているか、きちんとわかる一皿を心がけています」という言葉通り、旬の素材を存分に活かした内容。

おまかせコース(15,000円〜)は、決して奇をてらうことはなく、実直。そんな料理の一端を紹介していこう。

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