オフィス街に突如現れた「黒崎真平」さんのお家は、話題の隠れ家中華だった!

見たことのない創作広東料理が続々! 高揚しすぎて頼みすぎいないよう注意!


気になる料理は、広東をベースにした創作料理。シェフは元々、名店『南国酒家』で腕を奮っていたそうで、実力派のベテラン。

オーナーの古田さんと調理師学校時代の同級生だった縁から、このようなお店が誕生することになった。

コースもあるが、アラカルトで“好きなものをあれやこれや”というゲストが多いそうだ。

「ブルースリーが愛したスイスチキンウィング(4本)」¥800


まずは、おすすめの点心から。 こちらの「ブルースリーが愛したスイスチキンウィング」は、八角がしっかり香る一品。

香港では有名な料理で、ブルースリーが愛した、というのも現地ではお馴染み。

アジアの屋台を彷彿とさせる味だが、ホロホロで骨からすぐ外れる鶏肉は、匠の仕事の証だ。

海鮮白麻婆豆腐¥2,200


続いては、一風変わった麻婆豆腐。 その名も「海鮮白麻婆豆腐」。

通常、ひき肉に当たる部分は、エビやホタテを小さく切り代用。そのままの具材も使用して、海鮮の旨みたっぷりに仕上げている。

白の秘訣は、こだわりの塩。新潟の笹川の流れ塩と魚介の旨味で味付け。自家製の柚子胡椒が決め手となり、一層複雑な味わいに!

まさに、ここでしか食べられない、創作心溢れる一品。ご飯が欲しくなること必至な、中毒的な一品。専門店を出したら、絶対流行るレベルだ。

ポルチーニ茸が香る米沢牛の青椒肉絲¥2,800

こちらは、青椒肉絲の再解釈ともいえる一品。上質な米沢牛を食べ応えがあるように塊で焼いた後にカット。

野菜は細切りにして、青椒肉絲のように見立てたユニークな一品。

山形県米沢ポーク ヨコ井の黒酢酢豚¥2,000


肉料理では、こちらの「酢豚」を。

麹に漬けて柔らかくした豚肉は、子供の手ぐらいの大きさがあり、食べ応え抜群!

みっちりと豚が詰まっていて、麹によって増幅された旨みが押し寄せてくる。マイルドな熟成黒酢との相性も最高で、重めの赤ワインで迎え撃ちたい。

3名は入れるかというゆとりのある作り。持ち帰りも可能


ジャケでワイン選びができるウォークインセラーで、運命の出会いが叶うかも!


こちらでは中華とワインのマリアージュを謳っており、訪れた際はぜひワインを楽しんでもらいたいのだが、ユニークなのがウォークインのワインセラーがあること。

自然派ワインを多数揃えているため、アーティスティックなエチケットも多く、それらを自分の目と感性で選ぶことができる!

もちろん、スタッフに相談しながらもOKで、これがすこぶる楽しいと評判だ。

2階はしっとり落ち着いた空間。大人数でも対応できる


値段はお手頃でも、満足感が凄い!2020年に訪れたい中華の新店NO.1!


高級中華が流行って久しいが、正直高すぎて日常使いには不向き。もっと気軽に中華を食べたいけど、町中華だとちょっと心許ない……。という、この2020年の中華の状況を鑑みた上でも、最高の一軒ができた。

席数も多く、当日予約もOK。デートにも使える艶やかさがあるってのがいい。

自分のポートフォリオに入れておけば、どんなシーンにも役立つはずだ。 激しく、おすすめする!

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