アベンジャーズ級の人気店が結集した秘密基地って知ってる?めくるめく美食空間だ!

※こちらの店舗は現在移転しております。掲載内容は移転前の情報です。
 詳しくは下記レストラン情報をご確認ください。

もしも名だたる名店の味を、一堂に楽しめるお店があったら……。しかも、名実ともに真の名店で。

そんな、夢のようなラインナップがそろう一軒が銀座にできた。7月にオープンした『銀座美会』だ。

銀座には珍しい黒い一軒家で、客席は2階に個室が4つのみという、お忍び感満載の「美食空間」なのだ。

店内は金箔や赤富士が施された、縁起のいいイメージ

この店、一体なに⁉ 予約困難な店の味がひとつのお店で食べられる!

ここで食べられる料理が、あまりにスゴい!と話題なのだ。メニューを見ると、本当に目を疑うほど。

目黒の行列店『鳥しき』、京都の有名肉割烹『三芳』、白いトンカツで有名な『成蔵』、予約の取れない熟成鮨『すし喜邑』に、世界で33人しか会員になれない『HIBACHI』などものすごいメンツが揃う。

全店に行こうとしたらお金も時間もかかりすぎて無理! というか、行けない店がほとんど。こういった名店から料理を提供してもらい、ここで一堂に楽しめるという! しかも、ラインナップは常に変わるというから飽きる心配もない。

現在は夜のみの営業で、ビアさんが取り寄せた食材を使い、しっかり食事を楽しめる「おまかせコース」(¥18,000)と、お酒とともに楽しめる「美愛名店セット」(¥12,000〜)を用意。

各店の料理(通常の一品料理もあり、そちらも選べる)から好きなように組み合わせて、自分好みのセットを作るカタチだ。

基本的には毎日お店に立っているというビアさん。遅い時間までやるのは「近隣の料理人さんが仕事終わりに来てほしいから」と、優しい

店主のビアさんは年間500軒食べ歩いていた著名なフーディー!

そもそも、なんでこんなお店が実現したのか。

それは、店主のビアさんの人柄によるもの。そう、“美会(ビア)”というのは、店主の名前からきている。

ビアさんは食通界隈では知られた人物。タイ出身で、大学から日本に来ている。

勉強の傍ら、日本の食、そして職人の世界にハマり、日本中の名店を食べ歩いてるうち、徐々に“お店とのいい関係”を築いていったそう。

その経験を仕事にも活かし、現在は飲食コンサルや海外の要人へのコーディネーターなどを行っている。

愛嬌あるキャラクターでカメラを向ければ、お決まりの“ビアポーズ”! とにかく、人から好かれるのがわかる。

入口にはこんな感じで祝いの花が全国の名店から届いていたそう。これは一部なので、是非訪れて、そのラインナップを見て欲しい

そんなビアさんがお店をやるにあたり、「それなら、協力するよ!」と各所から声が上がり、オールスターなラインナップが揃った。料理だけでなく、お皿も世界のトップシェフが使う有田焼の「Kamachi」の使用を許されるなど、一流のアイテムがそろう。

「僕は職人が大好き。彼らの作るものが大好き。食やお皿を通じて、一流の世界をいろんな人に感じてもらえたら、というのがお店を作ったモチベーションです」

コロナ禍でのオープンとなったため、まだセットのみでの提供だが、今後はアラカルトで深夜まで楽しめるようにしたいと意気込む。

二子玉川『すし喜邑』の「ホッキオイル漬け」

気になるメニューの詳細は、名店から提供された逸品と『銀座美会』のシェフが作るメニューがあり、それらを組み合わせていただく。

今回は、名店から提供されたメニューを一挙、ご紹介!まずは熟成鮨の雄として、名高い二ツ星の名店である二子玉川『すし喜邑』。

こちらからは、北海道の黑北寄貝を干してから、ワラで燻してオイルで漬け込んだ珍味を。口に入れると、まず薫香が漂い、噛めば、コリっとした歯応え。

旨みが存分に引き出された味で、すこぶる美味い。「日本酒持ってきて!」と思わず声が出る一品。

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