――複数回のデート後に交際とのことですが、付き合うきっかけは何でしたか?
真治:相手のより素敵だと思える部分に触れて、付き合いたいと思うようになりました。
結愛は絵を描くのが好きで、デート中にも紙とペンを持ってきていて。ささっと描く絵がとってもうまいんです。そういった姿とかを見てすごく素敵だなって思いましたし、見た目も可愛くて性格も合う。
彼女の良い部分がたくさん見えたとき、この人と付き合おうって思いました。
結愛:私は、笑い方が綺麗なところに惹かれました。
それと、方向感覚に優れているところを尊敬しています。私が、ひどい方向音痴で(笑)デート中も絶対道に迷わない姿を見て、一生ついていこうって思いました(笑)
「交際が1年続いたら結婚を」二人の結婚の決め手とは?
――お二人はどんな家族像をもっていましたか?
結愛:いつまでも仲のいい夫婦が理想でした。子供にも憧れてもらえるような、そんな夫婦・家族がいいなって。
真治:自分の弱い部分とか困っていることとかをサポートしあえるような家族がいいなって思っていました。
結愛とは仕事のことで悩んでいた時期がかぶっていて、そういう時にお互い支えあえたので、結婚の決め手にもなりました。
――結婚相手に求める条件は、交際相手に求める条件とは違いましたか?
真治:もともと、お互いに仕事で切磋琢磨して成長していけるような女性が理想でした。でも、結愛と半同棲を始めてから考えが変わりました。
結愛は家庭的なタイプで、料理とか掃除とか、家事がけっこう得意なんです。僕は仕事が忙しくて生活に余裕がなかったのですが、彼女のそういった部分に触れて、結婚するなら家庭的なタイプの方がいいなって。
結愛:交際相手としては、どんと構えていて我が強めな男らしい人がタイプでした。対照的に、真治は優しさが取り柄です、みたいな真逆のタイプで(笑)
でも、結婚するなら絶対優しい人のほうが良いなって今は思います。喧嘩した時とかもぶつからず、彼から歩み寄ってくれるので。
――アプリで出会って結婚することについて、友人やご家族の反応はいかがでしたか?
結愛:家族に報告したときは、不安がっているようでした。今はアプリで交際・結婚の時代らしいねって、理解は示してくれましたが。
真治:結婚前の顔合わせの時、アプリ婚についての会話を両家族がしていて。両家の両親ともに不安そうではありましたね。
でも、僕ら世代の友人とかは、アプリ利用している人が本当に多くて。僕の友人から聞いた感覚だと、7割くらいはアプリをやっているイメージです。なので、同世代の人たちはそこまで抵抗はないかなと思いますね。
――半同棲されているとき、どういう瞬間に結婚を意識しましたか?
結愛:もともと、夫はすぐにでも結婚したい、私はどっちでもいいという感じで。
ただ、時間は無駄にすごしたくなかったので、付き合って2ヶ月経った頃に、1年経ったら結婚を本気で考えようと話をして。なので、自然と結婚は意識していましたね。
――一緒にいて、どんな時に幸せを感じますか?
真治:お互いサプライズ好きで。誕生日の時は家で宝探しゲームをして、ハロウィンの時はハロウィンらしい料理を用意してくれて。こうしたイベント事を一緒に過ごしているときに幸せを感じますね。
結愛:彼とは性格が合うので、友達といるような感覚があって。今から花火しに行こうよと言ったら、すぐに花火を買ってくるようなフットワークの軽さが好きです。
私は子供っぽいところがあるので…遊びに付き合ってくれる時に幸せを感じます。
――ズバリ、結婚の決め手となったのは?
真治:やっぱり、性格が合うことと自分の弱い部分をさらけ出したうえで付き合えることです。
弱音を吐いても、嫌な顔をせずに親身にサポートしてくれたので。この人だったら結婚して生活を支えあっていけると思いました。
結愛:笑いのツボが一緒なところと優しいところに惹かれたことです。