“オーバカナル”のテラスが「借景テラス」に進化して原宿に帰ってきた!

新しい日常はどうあるべきか考えることが多い昨今、それでも数カ月に及んだ自粛生活を思えば前向きに夏を楽しみたい。

そんな中、この季節ならではの開放的なロケーションとして例年以上に注目を集めているのがテラスだ。

そこで東カレは、東京が誇る「最旬テラス」を徹底リサーチ!渋谷の艶やかなルーフトップテラスや、新国立競技場を臨むガーデンテラス、そして一流ホテルの優雅なテラスを紹介してきた。

今回は、原宿駅向かいの大型商業施設『ウィズ原宿』に入る『オーバカナル 原宿』。新しき新駅舎と由緒正しき森林のコントラストが、ちょっとした非日常を演出してくれる。


原宿の雑踏を見下ろすテラスで、本格ビストロ料理に舌鼓を打つ
『オーバカナル 原宿』

まるでパリの街角にあるようなオープンテラスを持った『オーバカナル』の1号店が原宿に誕生したのは1995年のこと。

流行りのお洒落に身を包んだ男女がそのテラスでコーヒーや食事を楽しむ風景は、当時の最先端だった。1号店はビルの老朽化により惜しまれつつ2003年に閉店したが、ロケーションを新たに今年6月、『オーバカナル 』は再び原宿の地に蘇った。

テラスにておなじみのチェック柄の椅子に座れば、左手側にリニューアルしたばかりの原宿駅、その向こうには渋谷の街、正面には明治神宮の緑が広がる。

卵やレタス、ツナなどによるベーシックな「サラダニソワーズ」¥900


『オーバカナル』のテラスがなぜ長く愛されているかといえば、パリを思わせるスタイリッシュな空間とビストロ料理の安定した美味しさがあるから。

カフェの体裁でありながら、おつまみのチーズやパテからサンドイッチ、ステーキまで、どの時間帯にもお酒に合う料理がそろう。

バゲットと合わせて食べても美味しい、肉々しくシンプルな「パテ・ド・カンパーニュ」¥1,300


ここで昼からワインを飲み、“パリの日常”を表すような気取らないビストロ料理をいただくことは、褪せることがない大人の粋。

サンドイッチも名物のひとつ。定番人気はサーモンとクリームチーズで、香ばしいバゲットにしっとりとした素材のバランスがやみつきになる。¥900~


そういった変わらぬスタンダードを楽しみながら、目まぐるしく変化する東京の街並みをダイレクトに感じられるテラスはそうそうない。

デートでも友人とのお喋りでも、ここは絶好の舞台になるのだ。


店が入るのは6月5日にオープンしたばかりの新複合施設『ウィズ原宿』の3階。アパレルから家具、飲食店など話題の店舗がそろう。

月刊誌最新号では、『オーバカナル 原宿』以外にも今すぐ行きたい「最旬テラス」情報を多数掲載!ぜひ、チェックしてもらいたい!

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