東カレテイクアウト：漆黒のレストラン『81』で絶品バーガーをテイクアウト！[東京カレンダー

新進気鋭のレストラン『81』を自宅でも堪能できる！

『81（エイティワン）』のオーナーシェフ永島健志氏が「食べることは生きること。それは楽しみであり、喜びであり、明日への希望だ。負けないぞ！前向くぞ、東京！」との思いからテイクアウトをスタート！『81』から生まれたスピンオフブランド『42GRILL』名義で営業する。

【テイクアウトメニュー】《価格は全て税込》
✓42 Burger　¥2,100　≪内容≫グリドルで香ばしく焼き上げる100%ビーフパティにベーコン・レタス・トマト、81「カルボナーラの再構築」を彷彿とさせるスペシャルタルタルソースをたっぷりのチーズとともに。
✓YAKITORI Burger　¥1,800　≪内容≫世界に誇るYAKITORI Cultureをインスパイア。チキンミンチに軟骨なども混ぜ込み「鶏つくね」スタイルのオリジナルパティを開発。Sauce TERIYAKI、目玉焼き、葉玉ねぎのグリル、ホームメイドリコッタで。

【注文方法】
直接の来店か、電話にて予約を。営業は11:30～15:00(14:30L.O.)、17:30～20:00(19:30L.O.)。日、祝は定休。会計は現金のみ。

◇81 TEL080-4067-0081

※4/13時点での情報です。最新情報は店舗公式サイトをご確認ください ⇒https://www.facebook.com/81restaurant

【店舗紹介】漆黒の世界が五感を刺激！劇場型晩餐会『81』が凄い！

スペインの三ツ星レストランとして名を馳せた『エル・ブリ』。そこで研鑽を積んだ異才のシェフ・永島健志氏がオープンしたのが、新機軸のレストラン『81』だ。

店舗は1Fがウェイティングスペース、2階がメインダイニングという構成。メインダイニングに入った瞬間、まず驚くのが、個性的なコの字型カウンターをはじめ、床や壁まで全て黒のグラデーションで統一されている点だ。

「飲食店としては規格外かもしれませんが、店内は『死』をイメージしています。その空間で料理という『生』を楽しむ。その対比を表現したかった」と永島シェフ。彼にとっての料理は、ゲストが入店した時点で始まっているのだ。

「カルボナーラの再構築」半熟の黄身の中にトリュフオイルを注射器で入れ、同時に空気も注入。黄身をスプーンで割ると、空気の破裂とともにトリュフが香る仕掛けだ。下のパンツェッタとクリーム、チーズと混ぜて食べれば、まさに新感覚のカルボナーラだ！

そして料理がスタートすると同時に閉ざされていた厨房への扉が開く。役者が勢揃いし、文字通り至高のディナーが幕開けする。同時にクラシカルな雰囲気のゆったりとした音楽が流れてくる。ひと皿ごとはもちろん、同じ皿の合間でも必要とあれば音楽が変わってゆく。

「皿の上だけでは料理は完成しないというのが僕の哲学。味覚、嗅覚、視覚や触覚だけでなく聴覚まで使って楽しめてこそ、はじめて優れた料理だと思うんです」

なるほど「五感で楽しむ料理」という言葉はよく使われるが、永島シェフほどこの言葉を体現した料理を生み出す人物がいるだろうか。

こちらは、最高級のシャンパンとストリートフードのマリアージュという、クールな遊び心が効いた「ドンペリニョンの為のハンバーガー」。

自家製のブリオッシュと鹿のジュ、滋味深い肉のハンバーガーは、芳醇なドンペリニヨンに引けを取らない力強い味わい。なんとスケートボードに乗って登場し、傍らには鹿の角！スタイリングでさえ、ラグジュアリーとストリートの融合を徹底して表現している。

しかもドンペリニヨンはハウスシャンパーニュとのこと。贅沢すぎる！

メインディッシュの鴨は、知る人ぞ知るNY産。グリルで余計な脂を落としたのち、62度の低温調理でじっくり旨みを閉じ込める。仕上げはサーブ後のスモーク。

といっても鴨肉に直接かけるのではない。なんと部屋ごとスモークをかけるという斬新さ！そうすることで燻香がかかりすぎず、鴨本来の味わいを楽しめる。立ち込めるスモークの中で食すという趣向には、驚くゲストが続出！

独創的な世界観を空間だけでなく料理でも堪能できる『81』。このレストランの味を自宅で楽しめるとは、これほどの贅沢はないだろう。ぜひ、ご賞味あれ。

『81』過去記事まとめ ⇒ https://tokyo-calendar.jp/restaurant/672

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