恋のやめどき Vol.2

ホワイトデーに、他の女とデートに行った彼氏。男の見え透いた嘘への対処法とは?

「この恋は、やめるべきでしょうか」

誰だって、きっと考えたことがあるはず。

彼が嘘をついていると気づいたのに、
彼女が浮気していると知っているのに、
一緒にいてつまらないと、お互いにわかっているのに、
それでも見えない、この恋のやめどき。

あなたは、この恋、どう思いますか?

前回は、6年付き合っている彼氏を「男性」として見れなくなったことに悩む悠美を紹介した。今回は…?


嘘ばかりの恋をした。



土曜21時、友里恵はベッドに寝転がりぼーっと携帯を眺める。Instagramには、友人夫婦やカップルたちがこぞってホワイトデーディナーの様子を上げている。

ワイングラスと一緒に写るシャネルやディオールのロゴや、色鮮やかな花束が、悔しいほどに羨ましかった。

こんなホワイトデーになるはずじゃなかったのにと思いながら、友里恵は大きなため息をつく。

ホワイトデーは、地元の男友達の結婚祝いが入っているから会えないと、2月末から北斗に言われていた。祝い事だから仕方がないと自分を納得させていたが、友人たちの幸せそうな姿を見て、友里恵はどうしようもなくムシャクシャしていた。

いつもなら飲み会中でも連絡を返してくるはずなのに、北斗のLINEには一向に既読がつかない。

急に自分の存在を忘れ去られたような気がして落ち込んだ友里恵は、気を紛らわそうと、何気なく北斗のInstagramのページを開いた。

-北斗の女友達って、どんな子なんだろう。

ほんの一瞬の好奇心から、気がつくと友里恵は、北斗がフォローしている女の子のアカウントを見ていた。

-マツエクにカラコンかぁ。みんなギャルっぽいな...

大阪出身の北斗の友達は、東京生まれ東京育ちの友里恵とは全く違う雰囲気の子たちばかりだった。無心で彼女たちの投稿をチェックしていた時。1人の女の子のストーリーズで、友里恵の手が止まる。

赤ワインと肉料理、そして向かいには男性の手元が写ってる。典型的な「匂わせ投稿」だった。けれど、それは友里恵にとっては、匂わせ、などではなかった。

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