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  • 年下男が思わず惚れた…?年収1,000万・高嶺の花の28歳女が見せた“隙”とは

    「最近の先輩はますます…」イケメン後輩の予想外の言葉


    ベースメイクのカバー効果で、間近で見ても毛穴がすっかり目立たなくなり、触れればしっとりと指に吸い付いた。新しく買った下地の威力というほかない。

    会食前、夕方のリタッチも、『ネオコート ファンデーション』のカットの美しい専用ブラシにくるくるとパウダーを含ませ、肌に滑るように乗せれば完成。

    ―やっぱり化粧のりが良いと、やる気がでちゃうな。

    一千万プレーヤーの才色兼備ともてはやされようと、朝美も28歳の女性。小さなきっかけでも、モチベーションがぐんぐんと上がっていく。

    そんな追い風の中。朝美の気がかりが、ひとつだけ残されていた。



    それから1ヶ月。3月の空気は少しずつ春めいていた。

    「え?朝美、そんなこと気にしてるの?」

    朝美が入社以来、目標としている先輩の土屋咲子(35)は、久しぶりの朝美との金夜ディナーに上機嫌だ。シャンパンを一口含んでから、目を丸くして朝美を見た。

    「はい…。若手と年齢が近いチームリーダーとして、潤滑油的な働きを期待されてるはずなのに、いつまでたっても距離が埋められなくて…ちょっと悩んでます」

    咲子は、意味ありげに微笑むと、白いジャケットを脱いでスツールにかけた。鎖骨に沿って、細いゴールドのネックレスが揺れる。

    「先週、野崎さんと話したとき、ちょうどあなたの話になったのよ」

    「えっ…きっといつも仕事で注意されて、やりにくいって言ってましたよね?」

    パンツスーツの伸びた足をぎゅっと揃え、身を固くする朝美に、咲子はけらけらと笑った。

    「あのね、朝美は生真面目すぎ。野崎さん、そんなの何にも気にしてなかったわよ。そんなことより、『朝美さんのあのスタイルと、最近のつるんとした美肌!どうなってるんでしょう!?』って興奮してたわよ」

    「…え?」

    予想外の話に、朝美はぽかんとして咲子の顔を見た。

    「朝美って、後輩からの支持すごく高いのよ?厳しいことも言うけど、さっぱりしてて実は優しいって。私が聞く限り、みんな口をそろえて言ってるわ。そういう人って珍しい。

    一緒に仕事してると、意外と全部、わかっちゃうものよ。人間性ぜんぶ出るから」

    嫌われていると思い固くなっていた心が、じんわりと温まっていく。

    ―フラれてから、私、ちょっと…力入りすぎてたな。

    この数ヶ月、頑なだった心が、少しずつゆるんでいく気がした。



    翌日、朝美が会社のラウンジスペースにコーヒーを淹れに行くと、クールな後輩・樋口翔平が珍しく窓にもたれてコーヒーを飲んでいた。

    プロジェクトが終わって、ホッとしたのかもしれない。朝美も同じだったから、自然に笑みがこぼれた。

    「お疲れ様、樋口くん。ようやく一息つけるね」

    コーヒーを手に翔平の隣に座ると、彼が少し驚いた顔をした。


    「…全部森川さんのおかげです」

    「え?」

    翔平がそんなことを言うのが想定外すぎて、朝美のほうがコーヒーをむせそうになる。

    「この数ヶ月、森川さんと一緒に仕事ができて良かった。指導が的確で、冷静で。最初は対抗心みたいなのも正直あったんですが…今は、こんなに信頼できる先輩はいないと思ってます」

    「どうしたのよ、急に。そんな顔されたら、昔飼ってた柴犬のこと思い出しちゃったじゃない」

    クールな翔平に、そこまで言われたのが嬉しくもくすぐったくて、思わず軽口をたたく朝美に、翔平がふきだした。

    「柴犬、悪くないですね。朝美先輩、昔よく高校の周り、散歩させてましたよね」

    「ど、どうして知ってるの!?」

    今度こそ驚いて、もたれていた椅子から身を起こす朝美に、翔平はメガネを取ってこちらを向いた。

    「僕、金沢出身なんです。朝美先輩の高校の2年後輩。もっとも僕は地味だったから、高嶺の花の朝美先輩に話かけるなんてできなかったけど」

    思わぬ接近と告白に驚いて、化粧のりが良くてよかった、などと間が抜けたことを考える朝美に、翔平は構わず続けた。

    「最近の先輩は、なんだか雰囲気が明るく柔らかくなって、話しかけやすいから…ついバラしちゃいました」

    そう言って涼やかに笑うと、翔平はすたすたとオフィスに戻っていく。

    朝美は、あっけにとられながら彼の背中を見送り、コーヒーを一口、飲む。

    ―なんだか、いいことありそう…!

    上手くいかないと思っていた全てのことが、歯車がかみ合うように、好転し始める予感。

    自然に緩む頬を、つるんとひとなでして、朝美もまた元気にオフィスに戻っていった。

    Fin.

    右/朝美の肌に明るさを取り戻した『コフレドール スキンイリュージョンプライマーUV』の詳細はこちら!>>

    左/下地とセット使いがおススメの『コフレドール ネオコート ファンデーション』詳細はこちら!>>

    パウダー用ケース a は別売りです(ブラシ付き)。


    ◆撮影に使用したコスメ


    P1.P2.チーク/コフレドール スマイルアップチークスN EX07 ※3月16日発売予定(数量限定)、リップ/コフレドール スキンシンクロルージュ BR-77 ※3月16日発売予定、P3. チーク/コフレドール スマイルアップチークスN EX06 ※3月16日発売予定(数量限定)、その他ヘアメイク私物、下地はすべてコフレドール スキンイリュージョンプライマーUV、ファンデーションはすべてコフレドール ネオコートファンデーション 01


    衣装協力:P1.コート¥21,000、ジャケット¥15,000、パンツ¥10,000(すべてエウクレイド03-5931-4959)トップス¥15,000(ソブ/フィルム03-5413-4141)イヤリング¥3,928、ネックレス¥9,082、時計¥7,637(すべてアビステ03-3401-7124)バッグ¥19,500(アディナ ミューズ/ADINA MUSE SHIBUYA03-5458-8855)シューズ¥15,500(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店03-3573-4005)その他スタイリスト私物 P2.ジャケット¥34,000(ソブ/フィルム03-5413-4141)ピアス¥4,419、時計¥7,637(ともにアビステ03-3401-7124)その他スタイリスト私物 P3.男性 スーツ¥40,000※オーダー価格、タイ¥6,500/ともに麻布テーラー、シャツ¥5,000/麻布ザ・カスタムシャツ(すべて麻布テーラープレスルーム03-3401-5788)その他スタイリスト私物 女性 ジャケット¥38,000、スカート¥20,000(ともにソブ/フィルム03-5413-4141)ブラウス¥13,000(エウクレイド03-5931-4959)ピアス¥28,473、時計¥7,637(ともにアビステ03-3401-7124)

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