「女として“真の勝ち組”とは・・・」高学歴・高収入の35歳女子が語る本音

今とは違う“何者か”になりたい。

ここ東京では、そんな風に強く願い行動した者のみが掴める、成功や幸せがある。

しかし、ご存じだろうか。

彼らは、その影で、ジレンマに苛まれ様々なコンプレックスと戦っていることを…。


名前:花凛(仮名)
年齢:35歳
職業:外資系化粧品メーカーPR


平日21時、恵比寿のとあるお店に美女が待っていた。

座っているその佇まいから、長身のスラリとしたプロポーションであることが伺える。

「こんな時間にごめんなさいね、平日はどうしても夜遅くにしか時間が作れなくて」

そういって柔らかい笑顔で語りかけてきた花凛は、大手外資系化粧品メーカーに勤める35歳。

東京大学経済学部を卒業後、現在の会社に入社して10年以上が経つ。

そして昨年、彼女はマネージメントに抜擢されたそうだ。年収も一気にあがり、目黒に1LDKのマンションを購入したそう。

抜群のルックスに非の打ちどころのない経歴。

まさに、才色兼備を具現化したような女性だが、どこか遠い目をしながら、こう語り始めた。

「私ね、最近思うんです。女性は、下手に向上心を持たない方が幸せなのかなって…。私も幼い頃から努力してきましたけど、今になってこれでよかったのかなって思うんですよね」

まるでこれまでの努力を後悔しているような口ぶりだが、どのような意味なのかを生い立ちから詳しく聞いてみた。

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