表紙カレンダー Vol.51

上戸彩が、東カレ的「2019年ベストレストラン」で今年を振り返る!

今年も残すところあとわずか。令和元年の締めに登場してくれたのは、女優の上戸 彩さん。

2019年は彼女にとってどんな1年だったのだろうか。今年話題となったレストランで振り返ってもらった。


上戸 彩さん、2019年はいかがでしたか?

東京カレンダーの表紙を飾るのは、実に4年ぶりとなる女優の上戸 彩さん。

「もう4年も経つんですか。早いですね〜。もちろんすごく覚えています!ちょうど一人目の子がお腹にいた頃でした」

と、編集部が持参した表紙を飾った号を、パラパラとめくりながら懐かしむ上戸さん。

そんな彼女も、7月に第二子を出産し、母親業もこなす。華奢なスタイルと可愛らしくあどけない笑顔を見ると、そんな事実が信じがたい。上戸さんにとっての〝2019年〞について、さっそく聞いてみることにした。

「仕事もプライベートも〝お母さん〞の1年でしたね。妊娠、出産をして、お仕事のほうではドラマで井ノ原快彦さんと夫婦役を演じて。

最近は奥さん役とかお母さん役が増えてきて、自分でもそういう役がやりたいと思うようになってきたし、それが嬉しい。無理しないで演じられるようになってきている自分がいます」

やわらかく穏やかな口調で語る上戸さん。その言葉の端々から、母である落ち着きと、34歳・働く大人の女性らしい自信が伝わってくる。

そして、それは「がむしゃらに走り続けた20代があったからこそ。今はそう思える」と続ける。


「周りの同年代を見てみても、34歳って、仕事の立場が偉くなってやりがいを感じ始めたり、それかお母さんになっているかのどっちか。もちろんどちらも素敵だと思います。

仕事に関しては、やったことのない役やどんな人と一緒にお仕事できるかという視点で、マイペースにやらせていただいています。そう思えるのは、思い切り働いた20代があったから。

振り返って、頑張ってきてよかったなって思いますし、それを理解してくれる事務所や家族に、感謝やありがたみを感じています」

必死で駆け抜けた20代の頃から、「ずっと母親になるのが夢だった」という上戸さん。

ブレない芯の強さと一途なピュアさで、その夢を見事に叶え、思い描いていた未来の女性像に着実に近づいている。理想の人生を達成する、たくましさを秘めた上戸さんは、可愛いのにかっこいい。

そして、「経験してこなかった仕事とか、求められたことには挑戦していきたい」と、新しい自分を探すことにも意欲的だ。

意欲的、といえば、上戸さんは〝食〞にも貪欲。日頃から、東カレを愛読してくださっているのだという。というわけで、上戸さんが今年一番印象に残っている食事について聞いてみた。

「六本木のすっぽん屋さん!子どもが産まれる前に、元気をつけようって食べにいきました。

生き血はさすがに飲むのを控えましたけど(笑)。出産してからは外食が減りましたが、それでも週に1回は食べに出掛けています」

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