焼肉ならやっぱり牛タンが大好き!東京都内で絶品タンが味わえる店13選

焼きのコツは、鉄板をしっかり温めてのせること。外はパリッと、中はジューシーに

黒タンを安定供給できる信頼と実力!『黒牛』

35年焼肉一筋、数々の有名店で経験を積んだ店主が10年前に開店。メニューや食べ方においては〝クラシック〞にこだわり、いわゆる昔ながらの焼肉店として、親しまれている。

店名にも掲げているだけあり、黒毛和牛から取れる貴重な黒タンが堪能できる。

リーズナブルなサブライン「セレクトタン」も用意。セレクトタンは、店主が数多のタンを吟味し、選抜!

「雑味がなくクリーミーな味わいが楽しめるのが、黒タンの最大の魅力。この旨みだからこそ、塩こしょうのみで食べてほしい」。

片面に焼き目をつけた程度で口に運び、店主の言葉に深く頷く。口に入れた時の風味から飲み込むまで、全く臭みがなく、肉の柔らかさも桁違い。これぞ黒タンの真髄。

こんがりと焼けた牛タンの中から肉汁があふれ出す

分厚いタンからこぼれる肉汁がたまらない『赤坂大関』

タンは食感だけじゃない、分厚いからこそ出てくる肉汁が最高!そう思わせてくれる焼肉店が『赤坂大関』。

一ツ木通りを中に入った路地裏にある人気店だ。築50年を超えるという古民家を改装したという趣のある店である。

まずは何をおいてもタンから。このタン。かなり分厚い!厚切りなので焼き上がるまでに時間がかかるが、ここはじっくり。両面を焼き上げ、肉の旨みをしっかり閉じ込める。

こんなに分厚いのに、実に柔らかく、スッと溶けていく感じ。タンはコリっとした食感が旨いと思っていたが、あふれる肉汁に概念がくつがえされる。分厚いカットの一枚で、十分にタンを堪能できるのだ。

「幻のタン」(席の予約時に要予約。写真は2人前)。ここに来てこれを食べないのはもはやモグリ!タンゲタ、タン先、タン元の盛り合わせ

タンが好きならまずここへ!『炭火焼肉なかはら』

三ノ輪に名店あり、とその名を轟かせた焼肉店といえば『炭火焼 七厘』だ。その圧倒的な肉質と研究し尽くされたカッティングに魅了され、足を運んだ焼肉ラバーも多いことだろう。

そんな『七厘』が、2014年11月、市ヶ谷に移転。と同時に店名を『炭火焼肉なかはら』と改め、第二幕に突入した。

店主・中原健太郎氏の気合の入った仕事ぶりは変わらず、どころか、さらにパワーアップ。「肉が発する“こう切ってくれ”という声を聞いて包丁を入れる」という肉は、どれもつややかでハリがあって艶かしい!

このご時世でどうしたらここまで良質なタンを仕入れられるのか、と目を剥く名物「幻のタン」ももちろん健在だ。炭火でこんがりと焼いて噛み締めよう。

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