懐かしくてふわふわのホットケーキが食べたい!東京都内のおすすめ決定版15選!

「ホットケーキ」(580円)

美しい焼き目にうっとり!理想的なホットケーキが味わえる
『鶴と私の恩返し』

これぞ“ホットケーキ”という理想的なビジュアルと、懐かしい味わいが共存する一皿が味わえるのが新宿御苑に2018年7月に誕生した『鶴と私の恩返し』だ。

美しい黄金色の焼き目から、ふっくらしっとりとした生地の厚み、そしてバターに至るまで全てが“理想”に叶った「ホットケーキ」なのである。

ホットケーキのみ注文の場合は提供より席利用時間を30分となる

まずは生地だけをパクリと頬張れば、生地のもつ豊かな甘みを感じられる。小麦粉、砂糖、卵、牛乳といったシンプルな材料で作られているというが、特徴は仕込みの工程にあるという。

詳細は企業秘密であるが敢えて表現するならば「生地は練るのではなく、叩くように仕込む」という。

そして出来上がった生地は、丸1日寝かせてから使用。そうすることで、同店独自のふんわりしっとりとした生地の食感が生み出されているのだ。

表面はカリッと、中はしっとりふんわりとした食感

また生地は、見た目からも卵感を強く感じられる。それは使用している千葉県産「煌黄(きらめき)」という卵に秘密がある。

マリーゴールドを配合した飼料で育てられた鶏から生み出される「煌黄」は、熱が加わると、レモンの様に鮮やかな黄色になり、スイーツに最適の卵とされている。 見た目はもちろん、口に頬張ると上質な卵の美味しさを堪能できるだろう。

食べる人を虜にし続ける「ホットケーキ」は、必食の美味しさだ。

「プレーンホットケーキ」(620円)

1日350食も売り上げる!郷愁そそる名品
『ルポーゼ すぎ』

下高井戸で創業し、1975年に現在の八幡山駅に移転した老舗喫茶店『ルポーゼ すぎ』。オーナーの小林氏が「ホットケーキ」の提供を開始したのは、下高井戸時代のこと。

近くに喫茶店ができ、そこで提供されていたホットケーキに勝てる美味しいホットケーキを作ろうと開発をスタート。

試行錯誤の末に辿り着いたのが、現在も提供されている「プレーンホットケーキ」だったのだ。

熱伝導の良い銅板で焼き上げるため生まれる美しい焼き目

和菓子屋で働いていた経験をもつオーナー小林氏。どら焼きの皮にバターを付けて食べたことがあり、その美味しさからレシピのヒントを得たという。

薄力粉、卵、乳脂肪分4.4%以上の特濃牛乳、砂糖、そして生クリームを加えて作る生地は、しっとりと柔らかい。

ザラメなどを使い手作りする自家製シロップとマーガリンで召し上がれ

テーブルへと運ばれてくると、あたりに甘く香ばしい香りが漂い、食欲を刺激。パクッと口に頬張ると、優しい甘みとしっとりと柔らかな食感が口いっぱいに“口福感”をもたらしてくれる。

多い日には、1日350食も出るというのも納得の誰もが魅了されること間違いなしのホットケーキだ!

「コロンバンのホットケーキ」(825円)

ホットケーキを世に広めた名店の味が復活!
『コロンバン 原宿本店サロン』

1924年に創業し、日本で初めて本格的なフランス菓子を提供した洋菓子メーカーである『コロンバン』。同店を訪れたら、「コロンバンのホットケーキ」をぜひ注文したい。

長い歴史をもつ『コロンバン』。今では当たり前に家庭で作られる「ホットケーキ」のレシピが最初に広く紹介されたのが1950年の事だった。

当時の人気雑誌「美しい暮らしの手帖 第七号」に、『コロンバン』で提供されていたホットケーキのレシピが掲載されたのだ。

ホイップバターとメープルシロップで味わって

このレシピ掲載をきっかけに「ホットケーキ」は、一躍人気スイーツとなり、家庭の定番おやつの仲間入りを果たしたのである。

今の「ホットケーキ」があるのは、『コロンバン』のおかげと言っても過言ではないのだ。

そして「昔のホットケーキをまた味わいたい」というファンの熱い声にこたえ、2016年10月から「コロンバンのホットケーキ」を復刻したのだ。

ふわふわの生地の食感がたまらない!

小麦粉、牛乳、砂糖などの材料はもちろん、分量や作り方の工程まで当時のレシピを忠実に再現し、提供され続けている「ホットケーキ」。

“お手本”のような美しい焼き目に、ふんわりとした生地の食感、そして甘い香り。その全てが今もなお、多くの人を魅了し続けているのだ。

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