「夫には、まだバレてません…」結婚相談所でエリート男を掴まえた女の、壮絶な婚活裏事情(2/3)[東京カレンダー

東カレ編集部：結局、お見合い相談所でステキな男性には出会えました？

マリさん：出会えましたよ～！ただ、広告代理店の男性とイイ感じにはなったのですが、その後も並行してお見合い活動は続けていました。

東カレ編集部：えっ？なぜですか？

マリさん：相手も他の女性と会っているなと感じたので、自分もほかの候補をたくさん持っておきたかったんです。

それで好印象な外資系金融マンと出会ったはいいものの…なんと広告代理店の彼と金融の彼は友人同士で！

東カレ編集部：バレたらすごい気まずい！！（笑）

マリさん：お互いに長らく彼女がいない様子だったので「久しぶりに彼女できた！この子だよ！」と写真などでバレるのではないかと思い、最初はヒヤヒヤしてましたね。

なので、なるべく写真を撮らせないようにしていました（笑）行動範囲が3人とも近かったので、港区内でデート現場を見られるのでは？というのも心配でした。

…でも最終的に天秤にかけて、金融の彼を選びました。

東カレ編集部：どうして彼だったんですか？

マリさん：広告代理店の彼はとにかく高級ブランド好きだったのが、ちょっとイヤだなって…（笑）あとは金融の彼の方が将来性を感じて、LINE既読スルーでお別れしちゃいました。

金融マンの方は意外と堅実で、お金に対する価値観が合ったんです。それで彼とお付き合いするようになって…今はその彼と結婚しました♡

東カレ編集部：えー！！…でもそれって、結婚する時にバレません？（笑）

マリさん：実はもう入籍は済ませているのですが、家庭の事情もあり結婚式はこれからなんです。なので、もし彼がFacebookに式の写真を投稿したりしたらバレてしまうかもしれません…。

それと出席者リストに入れてきたらどうしようかと、ちょうど今思案中です（笑）ただ時間も経っていますし、彼との信頼関係を構築しているので、もう何があっても動じないです！

東カレ編集部：じゃあ、まだ旦那さまにはバレていないんですね？

マリさん：知らないはずです。今後も隠し通すつもりです。でも温厚で優しい彼なので、もしかしたらもう気付いていて、敢えて言わないでいてくれているのかもしれません…。

東カレ編集部：マリさんがそこまでして「ハイスペックな男性との結婚」にこだわっていたのはなぜですか？

マリさん：幼い頃に父が病気で亡くなっているのですが、父は海外赴任経験もあるハイスペサラリーマンだったおかげで、何不自由なく生活をすることができたんです。その守られた生活水準を絶対に落としたくなくて、24歳で婚活を始めました。

…なぜか20代前半でしかハイスペと結婚できない強迫観念があったんですよね。最終的には「27歳までに都内もしくは海外在住のハイスペサラリーマンと結婚したい！」ということを目標にしていました。