「気がつけば、男女の仲に...」男の巧妙な手口に洗脳され、家族にまで見捨てられた32歳女の事情

東京を歩けば、ポルシェはもちろん、フェラーリ、ランボルギーニなどのスーパーカーといわれる「超」高級車を当たり前のように目にする。

なぜなら世界でも指折りのスーパーカー保有国である日本の、その殆どの車がこの狭い東京に集まっているのだ。

そのスーパーカーの深く低いシートに、サングラスを掛け悠然と座る女たちがいる。

数千万円を超す車のシートに座るのは、いったいどんな女たちなのだろうかー?

アストンマーチンDB9の女


名前:春香
年齢:32歳
職業:フルーツショップ経営
住居:渋谷区


待ち合わせ場所の表参道のカフェに現れた春香。

女性経営者と聞いて身構えていたが、気取らない雰囲気で人懐っこい笑顔を見せる春香は、経営者というより近所のお姉さん的な女性だった。

彼女は、色鮮やかなフレッシュフルーツのコンポートやドライフルーツなど、国産果物を使用したスタイリッシュな商品を販売する店舗を、複数経営しているという。

「私の実家は国産フルーツを扱う小さなお店なのですが、そこの軒先でフルーツを使ったお菓子やジャムなどを作って販売していた事が始まりです」

そんな彼女の愛車はアストンマーチンDB9。イギリス映画007にボンドカーとして登場する上質な車だという。その映画が大好きで、事業成功の証として手に入れたという。女性でスーパーカーオーナーとは恐れ入った。

「新車は2千万程したのだと思いますが、私のアストンは中古車なんですよ。でも、以前はイタリアのスーパーカーの助手席に乗っていました」

ということは、その車のオーナーが彼女の出資者だったという事だろうか?

「いえ、出資者ではありません。彼は私に1円も支援をしていません、ただ...私は、彼に洗脳されていたのかもしれません」

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