もう、入社10年目…。32歳の男が解き明かす、“スピード出世”した同期の秘密(3/3)[東京カレンダー

カードが到着。ずっしりとした重厚感ある素材に驚愕…！

直斗は早速『ラグジュアリーカード』のブラックカードを申し込み、手にした。

一馬のを見ただけではわからなかったが、持ってみると、ずっしりと重厚感あるカードに驚きを隠せない。

金属とカーボンを張り合わせたというカードは、普通のものとはまるで重みが違う。表面はマット加工でエレガンスに、裏面は本物のカーボン加工で渋みもあるデザインだ。

また『Mastercard』のロゴや名前などは、印刷ではなく、全て1枚ずつレーザーによる削り出しのようだ。

細部までとことんこだわりがあるカードは、財布の中で、輝きを放っていた。

一馬の言う通り、財布に入れているだけで、身が引き締まる。

これなら、高級レストラン、ホテルなどどこに出しても恥ずかしくない。早く使いたくてうずうずした。

デートで現れる、一歩先行く男の余裕

それから3か月後、直斗は高級和食店で食事の予定があった。

今日は、気になる彼女との初めてのデートだ。彼女は帰国子女で、コンサルティングファームで活躍する才女。モデル風の長身で、直斗好みの美女だった。

実はあのあと、萌香には別れを告げられ、新たな女性とデートを重ねていたのだ。

だがいまの直斗は、これまでとは違う。

『ラグジュアリーカード』のブラックカードの特典を使い、24時間対応のコンシェルジュサービスを使ってレストランを予約。またサービスの1つであるリムジン送迎で、彼女を迎えに行った。

◆

食事は楽しく盛り上がり、彼女が化粧室に立っている間にお会計を済ませようと『ラグジュアリーカード』のブラックカードを差しだす。

店員さんがカードを受け取り、その重みに少し驚いた表情になる。

「こんなカードがあるんですね‥！すごい」

店員さんと一言二言かわし、笑顔でカードを財布に戻した。

こうした会話は、これまでも何度か経験している。そのたびに自分が何者かになったような気分がして、背筋がしゃんとするのだった。

「お会計してくれていたの？いつもありがとう」

どうやら彼女は、遠目からそのやりとりを見ていたようだ。笑顔でお礼を言われる。

「また来ようね」と答えた自分は、いつもより余裕がある。

最初は少し背伸びした自分が恥ずかしく思えるときもあったが、徐々に慣れてきた。

いままで「外側を取り繕っても仕方ない」と思っていたが、それは大きな間違いのようだった。見えるところから変えていくことで、周りからの見られ方も変わり、自分の意識も変わるのだ。

その変わった様子に、新しい上司からの信頼も厚い。

良い意味で”背伸び”に自分が追い付いているように思えているのだった。

ブラックカードの印象を聞いてみた！

Q：ブラックカードの印象は？
＜店員さんの声＞
「態度を変えるわけではありませんが、お客様がブラックカードを出されると、こちらも身が引き締まりますね」（飲食店勤務・Sさん37歳）

＜女性からの声＞
「支払い方がスマートな男性は、素敵。ちらりと見えたカードがスタイリッシュなブラックカードだったらもっと素敵に見えちゃうかも」（外資コンサル勤務・Aさん29歳）

Q：ラグジュアリーカードの「ブラックカード」を選んだポイント、また実際使ってみてどうですか？
＜利用者の声＞
「財布もブランドにこだわっているので、カードもブランド・デザインを重視して選びました。」（T・N 37歳会社員）

「ラグジュアリーカードは金属製だから、汚れなくていいですよね。プラスチックのカードだと、どうしても使っているうちにボロボロになるので。サービス内容だけじゃなく、カードそのものの品質も高いなと思います。」(T・E 35歳経営者)

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