2019.07.20
さあ週末だ!気の置けない友人とワイワイ飲みに行こう!
青山といえばイタリアンやフレンチのイメージだが、実は気軽に使える中華も多い。
カジュアルに食べて飲める、便利な青山チャイニーズをご紹介!
しっとりと上質な雰囲で本格中華デート『礼華 青鸞居』
外苑前駅から徒歩2分。南青山三丁目交差点のほど近くに『礼華 青鸞居』はある。
青山に2009年に誕生した同店は、言わずと知れた中華料理の名店。
予約して訪れるならばランチコースの「杏子」がおすすめ。礼華ならではのモダンなプレゼンテーションを気軽に楽しめる。
まず、運ばれてくるのは「本日の前菜盛り合わせ」。シャンパンからスタートしたくなる鮮やかさだ。
この日は「巻き海老の紹興酒漬け」、「ツブ貝の醤油漬け」、「ピータンの卵白寄せ」、「窯焼き広東風叉焼」、「ひと口棒々鶏」、「大豆のはっかく煮」、「ウドの和え物」の7種。この一皿だけでもお酒がどんどん進んでしまう。
テーブルにセットされている飾り皿は、オーナーの新山シェフが中国で出会った100年ほど前の骨董品をモチーフに作ったもの。その場の空気もパッと華やかにしてくれる。
そんな美しい前菜を味わった後には、「生海苔と黄ニラのフカヒレスープ」、そして1ヶ月ほど塩漬けにして挽いた発酵唐辛子を使用し、さっぱりとした味わいが楽しめる「オーシャントラウトの発酵唐辛子炒め」と続く。
コースの中でも人気なのは「いわいどりもも肉の香味ソース」。 骨付きもも肉をじっくりと火を入れ、中はジューシーに、皮はパリッと仕上げた一品。
パセリ、長ネギ、生姜で作られた香味ソースも、鶏肉の味わいを引き立ててくれる。
そして食事のラストは「桜海老入り竹の葉包みのちまき」。
竹皮から中身が顔を出した瞬間に、桜エビの香りが鼻をくすぐり、食欲を刺激してくれる。
これを食べるためにここを訪れるファンもいる名物「やわらかアンニン豆腐」もコースのデザートとして登場。
生クリームとエバミルクを煮つめることで生み出される濃厚な旨みが特徴。しかし、濃厚でありながらもツルンと口を滑っていくような食感で、完食はあっという間。
食事のラストを儚くも上品に締めくくってくれるのである。
若きシェフが新たに挑戦する伝統的チャイニーズ『Mimosa』
青山の、まさに路地裏。人目につかぬビルの2階にあるチャイニーズが『Mimosa』だ。目印は入り口横に掲げた目立たぬ看板のみ。
果たしてここはレストランなのだろうか……。恐る恐る中を覗けば、店内はまるで高層マンションの一室のよう。
シェフの南俊郎氏は、素材の持ち味をシンプルに引き出すことを信条とし、ここでは上海の古典的な料理をひもときながら紹介していきたいと言う。
なるほど、メニューを開けば「りんご入り上海紅焼肉」や「イシモチの中国醤油煮込み」など上海伝統の味がズラリと並ぶ。
中でも、スペシャリテとして力を入れているのが、江南地方の代表的な一品「乞食鶏」こと「伊達鶏の泥包み焼き」だ。
お腹に詰め物をした鶏を蓮の葉でくるみ、更に泥で包み蒸し焼きにした料理で、間接的に火が入る分、旨味を逃さずしっとりと柔らかに仕上がるわけだ。
親鳥を丸ごと使うため本来は8人程の大人数でなければ食べられなかったこの料理を、南シェフは3〜4人でも楽しめるよう雛鳥で代用。詰め物も、豚肉と筍の炒め物のみとシンプルにしている。
どこかモダンで落ち着いた店内。調理場から、全席が見渡せるこぢんまりとした雰囲気もいい。
青山エリアで話題の店、もし未体験なら友人と足を運んでほしい。
この記事で紹介したお店
ミモザ
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