2019.04.24
このゴージャスな「福巻」を見よ!
インパクト抜群のネタの数々と、大将の人柄が魅力なのが、今最も訪れたい鮨店とも言われている六本木の『鮨 由う』だ。
その魅力をたっぷりお伝えしよう!
“驚き”がコース随所に待ち受ける人気店の魅力に迫る
2016年12月に六本木に誕生した『鮨 由う』。オープンから徐々に話題となり、今では多くの食通が通う人気店となっている。同店を一躍人気店に押し上げたのは、繰り出される握りのインパクトだ。
おまかせコース全体に“驚き”がちりばめられ、約2時間30分の滞在中、何度も歓声をあげてしまう鮨店は『鮨 由う』ならではの光景と言えるだろう。
大将の人柄が生み出す和やかで笑いに溢れた雰囲気も魅力
鮨の名店でありながら、親しみやすく、何度も通いたくなる雰囲気を作りあげているのが大将・尾崎淳氏の人柄。
肩肘張らずに楽しめるよう、全てのお客と会話を楽しみながら鮨を握る様子から常連客から“尾崎劇場”や“尾崎新喜劇”とまで呼ばれるほどだという。
のどぐろ、あん肝、白子まで!おつまみから“驚き”の連続
そんな雰囲気のなか、おまかせコースはつまみからスタート。
この日はおつまみの中から「青森県産 子持ちヤリイカ」、皮目をパリッと塩焼きにした「長崎県産 のどぐろ 紅瞳」、シャリと蟹を蒸して白子をのせ、あんをかけ仕上げた「天然トラフグの白子の塩焼き」の3品を用意いただいた。
おつまみの中にもシャリを使用した料理が多いのも『鮨 由う』の特徴。ボリュームたっぷりなのでペコペコのお腹を抱えて訪れたい。
オリジナル「キャビア」の美味しさにも注目
最初に客席から歓声があがるのが「毛ガニ うに キャビアのせ」。
海苔の上にシャリ、毛ガニ、うに、キャビアがのった光景は圧巻!食欲をそそられずにはいられない。
使用するキャビアは、『鮨 由う』オリジナルであることにも注目したい。
通常キャビアは火入れをしているものが多いが、こちらは生キャビア。火入れすることで生まれるプチプチとした食感ではなく、滑らかな食感が特徴だ。
まずはキャビアのみを味わってこの上ない、上品で柔らかな塩味の広がりを堪能したい。
濃厚ながらもクセになるバランスが絶妙の名物「プリン巻」
『鮨 由う』を訪れる人のお目当てともなっているのが、裏ごししたあん肝とシャリに混ぜ合わせて、海苔の上にのせ、わさび、キュウリと共に味わう名物「プリン巻」だ。
あん肝が大好きなお客様から、あん肝の旬ではない夏場に「どうしてもあん肝が食べたい!」と要望があった。しかし、やはり夏場で脂ののりはイマイチ……。
どうしたものかと考えた末にシャリと混ぜたら美味しいはずと苦肉の策で提供してみたところ、これが大ヒット!一人最高で8本も食べた人がいるというのも頷ける美味しさだ。
おつまみだけでも充分すぎるほどの驚きと感動があるが、握りも絶品。この日は「春子鯛」、「まぐろ」、「こはだ」の3貫を用意いただいた。
特注の山形県つや姫特別米を使用し、赤酢と塩のみでキリッとした味わいに仕上げたシャリは、しっかりと仕事が施されたネタに寄り添い、極上の味わいへと昇華されている。
豪快なビジュアルでコースのラストを飾る「福巻」
コースのラストに待ち受けるのが最高のビジュアルで登場する「福巻」だ。
その日使用したネタの端材をたっぷりと使用して作られることからこの名が付いた太巻きは、見た目だけでなく味わいもゴージャス。
この日は春子鯛、縞アジ、サワラ、いか、穴子、キュウリ、玉子、かんぴょうなど。
噛むほどに口の中で様々なネタの味わいが弾けていき、食べきってしまうのが惜しくなるほどの美味しさだ。
「美味しいのは当たり前、楽しかったと言って帰って欲しい」と語る大将・尾崎氏。その想いが供される全ての握りや料理の隅々にちりばめられ、そこに尾崎氏の軽妙なトークが加わるのだから、楽しくないはずがない。
ただでさえ美味しい鮨を、より一層美味しく味わえる名店『鮨 由う』は、今こそ訪れたい場所のひとつと言えるだろう。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
この記事で紹介したお店
鮨 由う
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