舞台は麻布十番の名店の離れ。先輩がいつもより笑顔になった〆の仕掛けとは?

お世話になっている人を食事に誘う際、レストランをどこにするかは、とても重要だ。

相手の嗜好をはじめ、考えるべきことは多い。

コース料理の場合、その流れはもちろん、〆の一品がもたらす効果は絶大。

今宵、とあるビジネスマンが先輩への御礼にと訪れたのは、麻布十番の有名店の離れ。

意外性のある〆の仕掛けに、どんな反応を見せるだろうか。


おもてなしの場は東京屈指の名店。その離れという意外性


仕事ができるだけでなく、ちゃんと遊んでいる。だから、この先輩にはとことん憧れている。

今夜、お礼がしたいと思った理由は先輩の的確なフォローのおかげで抱えたトラブルが円満に解決したから。

もちろん、ずっとお世話になっている感謝の気持ちもある。尊敬する先輩に食事をご馳走する。

選んだ店が麻布十番『心月』。あの『麻布 幸村』が同じビルの上階にひっそり設けた離れで、知る人ぞ知る存在。

東京の名店を熟知する先輩のことだ、このぐらいのサプライズがないと喜んでもらえないだろう。そう、考えたのだ。

6階まで上がり、戸を開けると、室内はカウンターのみで8席。噂通りの隠れ家で、入店するなり、先輩の顔がほころんだ。第一段階はクリアしたようだ。

次は肝心の料理。舌の肥えた先輩を唸らせたい。まず登場したのは、意表をついた「雲丹のグラタン」。

しかも八寸スタイルでの登場。そう、『心月』は洋食を、割烹スタイルで提供する離れだったのだ。

基本はおまかせで、コース¥20,000前後が目安。この日は中央の「雲丹のグラタン」でスタート。小皿料理として「ブッフ・ブルギニョン」「筍フライ」「鮑のムニエル」などが登場

「伊勢海老のアクアパッツァ」。活けの伊勢海老を一尾、目の前で調理するため、迫力も抜群。アサリとトマト、海老が活きたスープが沁みる。コースのハイライトとも言える一品


コース終盤の流れは驚きの連続


「自分なりにどうしたら美味しくなるか考えた、いわば我流です」

料理長の上田隆文氏は謙遜するが、おまかせで繰り出される料理はどれも見事。ムニエルやフライなど、調理法は洋の流儀に則るが、素材の滋味を伝える繊細さに日本人の感性が宿る。

聞けばずっとフランス料理の世界で腕を揮ってきたそうで幸村 純氏とは20年以上も前からの付き合い。先輩も美味しさに感動しているようだ。

いよいよ〆の登場となった。『幸村』と同じ、あの土鍋の蓋が開くと、野菜の甘い香りが立ち上る。

「ブロッコリーご飯で、チキンカレーをお召し上がりください」

土鍋ご飯は「炊き上がりをいつもお見せするようにしています」。馥郁たる香りに陶然となる。今日のカレーに「一番合う」というブロッコリーご飯。素材の香りと甘みを実感

チキンスパイスカレー。1週間ほど寝かせてようやく完成。骨付き鶏の旨みとトマトの酸味も感じる出色の出来。〆はハヤシライスやリゾットなど、日によって替わる

これが抜群。お茶碗サイズのポーションも程よく、辛味に適度な酸味もあって、スルスルと胃に収まっていく。

そして、この店を選んだ、もうひとつの理由は食後にもあった。空間と料理で先輩を驚かせた後の、これが、もうひとつのサプライズ。

『心月』は一部の加熱式たばこがOKなのだ。ビックリしながら、先輩が美味しそうに「プルーム・テック・プラス」を吸う。

このとっておきの〆に、社内ではあまり見られないほど、満足気だ。だから、嬉しくなってくる。そして、思うのだ。店選びって、相手を慮る気持ちが最も大切だと。


食後は「Ploom TECH +」で一服が最高に贅沢

カウンター上に、「Ploom TECH」「Ploom TECH+」のみが使えることを示すサインもあり、食後、着席したまま吸える点が魅力的な『心月』。『麻布 幸村』が誇る、おもてなしの心を、また違った角度から表現している。

幸村 純氏も「匂いがしないから空間を邪魔しない」と「Ploom TECH」「Ploom TECH+」を評価。

数ある加熱式たばこの中でも低温で加熱するローヒートタイプで、匂いだけでなく、副流煙もなく喫煙者の周囲配慮に最適だ。

『心月』

住所:港区麻布十番1-5-5 YUKEN AZABU10 6F
TEL:03-3479-6855
営業時間:17:30~LO21:00
定休日:不定休
席数:8席



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