行けば一流の仲間入り!高級レストランが手掛けるバーは最強の二軒目と呼ぶに相応しい!

都内にバーは数あれど、カフェバーのような若干賑やかすぎるところだったり、オーセンティックで厳粛すぎるところだったり…。

今の気分にマッチするバーというとなかなか無い。せっかく素敵なレストランでいい雰囲気になっても、そのテンションに見合った二軒目がないのだ。

そこで今回は、上質な雰囲気はそのままに、美味しいお酒とおつまみを用意するバーを厳選。

賑やかな若者も、物知り顔のおじさんも居ない、知る人ぞ知る大人なバーをご紹介!


あの『ナリサワ』が手がけた、美味しかない“青山の森林”
『BEES BAR by NARISAWA』

名店は数あれど、意外と二軒目に困る南青山。だから、このバーの存在は心強い。

ビルの地階にひっそりあるが、足を踏み入れれば、一転して、スタイリッシュな大空間が現れる。天井は高く、開放的。仄暗い店内のところどころでキャンドルライトが妖しく光っている。流れる音楽も実に快適。

シンガポールやNYにあって世界をリードする、最先端のカクテルバーを思い出す。

シグネチャーカクテルの「里山オールドファッション」¥1,800。国産シナモンやクロモジ、山椒などを漬け込んだウイスキーがベース。喜界島の砂糖も使い、国産ですべてを調達。グラスから、日本の豊かな自然が香る


成澤由浩シェフが目指したのは「様々な経験をした大人だから楽しめる」こと。

レストランと同じ「里山文化」がテーマだから壁面には存在感を放つ山の写真がズラリ。森に抱かれているような心地良さもある。

肝心の酒はオリジナリティに溢れた、刺激的なカクテルをラインナップ。

「エビフライ、タルタルソース」¥1,800。衣はサクッ、中はプリッと。エビの香りも活きた揚げ上がりに高い技術力を実感。タルタルはもちろん、ウスターソースも自家製で、付け合わせはスパイスの効いた特製ピクルス


一方、フードは海老フライやカレーなど家庭料理を中心に揃えられている。

「メニューはあえて親しみのある料理にしている」とのことで、二軒目に食べ馴れた料理が欲しくなる心理を突いている。一見すると普通だが、クオリティはナリサワ級。

「シーフードカレーライス」¥1,800。独自に調合したスパイスは辛味もしっかり。香味野菜の旨みが滑らかさとマイルドな味わいを生む秘訣。イカ、ホタテ、エビは別にソテーすることでベストな火入れ加減に。

「シーザーサラダ」¥1,200。サラダ菜を使うことで、より軽い食感を生み出す。中に隠れた温玉がうれしい。

飾られているのは飛騨高山を始めとした森の風景写真。森の息吹が聞こえてきそうな室内は、もちろん完全禁煙だ


こういうバーを使いこなしてこそ、真の大人。そう思わせる先鋭性に満ちている。

この記事へのコメント

Pencilコメントする
匿名
野菜パフェ?!気になる😋✴
2019/04/19 06:080

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo