喜びや楽しみを分かち合う瞬間。愉しむのは、絶対にシャンパンがいい。「モエ・エ・シャンドン」なら、その幸福はより深く胸に刻まれる。
それは“出会い”の場だって同じこと。泡の華やかな喉越しは、新しい何かが始まる高揚感を、一層盛り上げてくれるのだ。
今回は、お食事会に誘われた主人公、“萌子”の、ある夜を覗いてみる――
ときめく〝出会い〟のそばには、いつもシャンパンがある。
六本木でお食事会。聞き慣れているフレーズだ。でも東京で最も艶やかな街は、やっぱり胸が高鳴る。「何かが始まる」。そんな予感で満ちているからかもしれない。
今夜の舞台は、あの『1967』。ビルの裏手の3階へと誘うエレベーターのお忍び感に、心が躍る。
周りとの一体感が楽しいカウンタ......
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この記事へのコメント
でも運命の相手を求めてお食事会ってのがね、なんだか安っぽい。