エレガントなチャイナ鍋!今しか味わえない「酸菜火鍋」が絶品なんだ!

六本木にある老舗中華料理店『華都飯店』には、春になる前のこの時期しか味わえない絶品鍋がある!

その名も「酸菜火鍋」。1月からスタートの時期を狙って、毎年予約が殺到するらしい。

今回は、この冬だけの特別な味わい「酸菜火鍋」の美味しさに迫った。

「酸菜火鍋」(1人前8,640円)※注文は4人前~(前日までに要予約)。提供は3月上旬頃まで

寒い冬限定の酸菜(スヮンツァイ)を主役にした名物とは?

中国料理研究家の馬遅伯昌氏が、1965年に東京・三田に『華都飯店』を開店。

六本木に移転してからも、本場の食材を使用した家庭的かつ深い味わいにファンも多く、三田時代から三世代で通う客も少なくない。

そんな老舗『華都飯店』のこの時期の名物が「酸菜(スヮンツァイ)火鍋」だ。

酸菜とは、北京などで作られる冬季用の保存食のことで、発酵した白菜の優しい酸味が特徴である。この酸菜を主役に楽しむのが「酸菜火鍋」だ。

ロイヤルブルーを基調にした内装は、インテリアデザイナー・森田恭通氏によるもの

「酸菜火鍋」を目当てに訪れるファンも多数!

元は、三田時代に中国料理研究家の馬遅伯昌氏が、まかないとしてスタッフに振る舞っていた料理であった「酸菜火鍋」。

これが常連客の目にとまり「あれを食べてみたい」と言われたことがきっかけでメニュー化。

今では、冬になると「酸菜火鍋」を目当てに多くの人が訪れる『華都飯店』きっての名物となっている。

酸菜をたっぷり入れて味わうのがおすすめだ

酸菜を作ることができるのは、冬の寒い時期のみであることから「酸菜火鍋」の提供期間も1月~3月上旬頃まで。

この時期になると、提供開始を待ちわびた人たちから続々と予約が入るという。中にはワンシーズンで2度、3度と訪れる人もいるとか。

それほど人を虜にする「酸菜火鍋」の美味しさと楽しみ方を紹介していこう。

具材となる魚介の旨みもプラス

備長炭でじっくりと火をいれるのが美味しさの秘訣

グツグツと食欲をそそる音をたてて登場する火鍋の中には、鶏と豚で出汁をとったスープ、酸菜、細切りの昆布、干し海老、貝柱が入っている。

この状態で既に旨みたっぷりのスープに、酸菜や牡蠣、海老、蟹、豚バラ肉、凍り豆腐を投入し、鍋の中心に入った備長炭で、ゆっくりと火を入れていくのだ。

この北京から仕入れる火鍋も同店のこだわりのひとつ。備長炭が生み出す遠赤外線で、ゆっくりと火を入れる事で、具材からいい出汁がでるのだ。

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