生牡蠣にはじまり、さまざまな6種の牡蠣料理が堪能できる前菜プレート、牡蠣のチーズフォンデュに肉と牡蠣のコラボメニューなど、多種多様な牡蠣料理が揃う『銀座 楸』。
牡蠣好きなら知る人ぞ知る、こちらの牡蠣専門店で、ぜったいに外せないメニューが「ステーキのせ黒いカレーライス」だ。一度食べたらヤミツキになるその味を紹介しよう。
日本全国からその時期一番美味しい牡蠣を厳選
牡蠣を食べるなら、オイスターバーや牡蠣小屋をイメージする人も多いかもしれない。しかし『銀座 楸』は、そういったお店とは一線を画す。
あくまで牡蠣料理専門店として、「生牡蠣だけでない、牡蠣の新しい食べ方を楽しんでほしい」と、マスターの早川拓視氏が18年前にオープンした。
同店の命とも言える「牡蠣」の美味しさが発揮されるのは、なんといっても「活き牡蠣」だろう。
開店当初、三陸、北海道、北陸、九州と、日本全国の牡蠣の産地へ足を運んだという早川氏が、時期ごとに一番美味しい産地の牡蠣を厳選。夏は岩牡蠣、冬は真牡蠣がメインになるという「日本各地からの活き牡蠣」は、産地ごとに味わいの違いが楽しめる。
プリプリの食感にジワリと濃厚な旨味が溢れる活き牡蠣は、白ワインとの相性も抜群だ。
ジャンルを問わない豪華牡蠣づくしメニューがズラリ!
早川氏が選び抜いた牡蠣を使用して作られる料理はどれも独創的で、お酒が進む。
オススメの「モッツァレラチーズブラータのサラダ」は、クリーミーなブラータに、スモーキーな燻製牡蠣とトリュフ入り生ハムがたっぷり。
シャキシャキとした食感と、さまざまな香りと味わいが堪能できる、食べ応え満点のサラダだ。
「牡蠣の和牛巻き 塩わさびと黄味ソース」は、牡蠣の燻製を黒毛和牛で巻き、レアに焼き上げた、肉と牡蠣のコラボメニュー。
香ばしく柔らかい肉が、まろやかな黄味ソースに絡み、口の中で牡蠣の味わいと重なる至福の一品。
シメはステーキに牡蠣がのった贅沢黒カレー
趣向を凝らした牡蠣料理をたっぷりと堪能したら、シメにはぜひ「ステーキのせ黒いカレーライス」をオーダーしてほしい。
仕込みに6時間かかるという濃厚なカレーは、牛すじを重めの赤ワインで煮込んだソースで作られる。たっぷりの玉ねぎは長時間煮込むことで形がなくなり、とろとろの食感に。
また、ニンニクなどスパイスを独自の配合で入れ、スパイシーに仕上げるのも早川氏のこだわりだ。 黒カレーをたっぷりかけた上に、厳選された国産和牛を絶妙な火入れで柔らかく焼き上げたステーキと、ジューシーな牡蠣のソテーがのったビジュアルがより食欲をそそる。
肉と牡蠣ソテーにスパイシーなカレーの辛さは相性抜群。食べきってしまうのがもったいなくなるほどの美味しさである。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
この記事へのコメント
今日の朝ごはん…昨日のカレーの残りにステーキがのってると思って後から頂きます(笑)
店主が変わっていればいいのですが。。