春の旬を天ぷらで食べたい!カラリと揚がった絶品天ぷら都内本命6店

たどり着くまでのアプローチが今夜のディナーへの序章となる

階段を降りた先に待つのは、脱シニアな天ぷら劇場
『天婦羅 あら井』

神楽坂でもとくに静かな軽子坂。そこにひっそりとあるモダンな天ぷら店だ。

見逃してしまいそうな、控えめな外観。夜はメニューと店名が書かれた看板がひっそりと輝く。

階段を降りていくアプローチに、自然と胸が高鳴る。小さなエントランスを入ると奥にはさらに茶室のにじり口。

コンクリート打ちっぱなしのモダンな雰囲気

ここで、扉を開けるとスタイリッシュなカウンターが現れ、店主が笑顔で迎えてくれる。このドラマティックなオープニングが、連れていく人の心を盛り上げ、期待感を上げてくれる。

カウンターはコの字型で、その後ろには作家ものの皿が飾られている。

季節の魚は築地から。コハダに梅しそを挟んだ天ぷらは爽やかな香りと酸味が効いている。夏を先取りしたようなさわやかな逸品だ。

『天ぷら あら井』は神楽坂の老舗天ぷら店『天孝』のセカンドブランド。

お座敷天ぷらで、昔ながらの風情がある『天孝』に比べ、同店はモダンかつ、値段もコースで1万円と気軽さが嬉しい。若い人に気軽に来てほしいというコンセプトで、〝天ぷらは敷居が高い〞というイメージを一新してくれる。

もちろん『天孝』のDNAをしっかり受け継ぐ江戸前天ぷらは健在。穴子に代表される魚がハイライトで、旬にこだわった魚は刺身でも十分な極上品だ。

ディナーコースは1万円(前菜3点盛り、天ぷらはエビ、魚介、野菜など季節の特選、一口蕎麦、食事、デザート)

女性にも人気の天ぷらだが、その敷居の高さから、未体験の人も多いはず。

麻布十番の老舗蕎麦『更科堀井』で打ってもらう更科蕎麦を口直しに出している

老舗の上質感とかしこまらないモダンな雰囲気は、初めての天ぷらデートに最適な答えといえるだろう。

美しい熊本産車海老。甘みをギュッと閉じ込めた揚げ具合が絶品

アワビの天ぷらを豊富なワインで
『清壽』

凛とした文字と白い看板は、一見、天ぷらの店とは思えないモダンな造り。天ぷらにはビールか冷酒かと思いきや、こちらではワインの品揃えも多岐に渡っているこだわりのラインナップだ。店主は英語も堪能。海外のお客様にも喜んでもらえる天ぷら屋である。

契約農家から現地で直接買い付けする厳選野菜をはじめ、毎日築地から仕入れる鮮度抜群の魚や野菜を、天ぷらとして揚げることで味わいを引き出すのに成功している。

中でもアワビの天ぷらは白眉といえる逸品。この季節にぜひ味わってほしい。 冷えた白ワインとの相性は、語るまでもないだろう。

アワビなど、夏を先取りする粋さも、和食の愉しみ。

ホクホクの食感が旨い百合根のかき揚げ

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