ハイスペ婚の履歴書【夫】 Vol.3

「僕、ATMにすらなれない」港区ではランニングコストしか払えない商社マンの悲哀:ハイスぺ婚の履歴書【夫】

好き、じゃなきゃ結婚できない。
でも好き、だけでも結婚できない。

東京で勝ち組でいつづけるには生まれ・学歴・収入・ビジュアルが複雑に絡んでくる。欲望と打算と、認めたくない妥協と。

勝ち組と言われる結婚をした夫婦たちは、どう折り合いをつけハイスぺ婚に至ったのか?

披露宴で聞かされる新郎新婦の馴れ初めなんて、正直もう聞き飽きた。

ハイスペ婚に辿りついた夫婦たちの、これまでの人生とは?

港区ネイティブ妻、に青田買いされるまでの英樹の半生を見てみよう。


『バー ブーツ』のカウンターで、英樹は32歳とは思えない哀愁を漂わせながらウィスキーと睨めっこしていた。

純和風のさっぱりとした顔立ち。嫌われない代わりに覚えてもらえないタイプの顔である。パリっと糊の効いたブルーのワイシャツの快活さだけが妙に浮いていた。



働き方......


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