港区男子の買い物事情 Vol.1

40歳までに自社ビルを建てるのが目標の、草食系港区男子の買い物事情

ハタチのころから「何歳までに何をするか」という目標を具体的に立ててきたというアレックスさん。

「ひとまず、今のところ順調です。でも40歳までに成し遂げたい目標がいくつかあって。そのひとつは、東京に自社ビルを建てること。あとは、アストン・マーチンに乗る、ジャガー・ルクルトの世界限定100本の時計(6,000万円!)を買う、かな」

十分、物欲はあると思うのだが……。

「今は物を買うよりも、お金はほとんど不動産投資や事業投資などに回してしまうんです。40歳になるまで待たなくても買えるものもありますが、今は必要ないと判断してる、っていうのが正しいかな」

大金を稼いでいるからといって浮かれることなく、着実に人生の駒を進める姿勢が伺える。たしかに、今の彼が身につけているものからは、過剰な派手さは感じられない。


「ジャケットはエストネーション、パンツはバナリパかな? 時計はGUCCIでメガネはRayban。普通じゃない?(笑)。ZARA、ユニクロも買いますよ。あとは、弟がラグジュアリーブランドに勤めているので、そこのファミリーセールでまとめて買うくらいかな」

服にはお金をかけないというが、財布、名刺入れ、カードケースはどう見ても……。

「あ、これは表参道のGanzoでオーダーしました。全部で80万くらいだったかな。実は1年前に購入したんですが、おろしていなくて。でも今年は勝負の年だな、と最近使い始めました」


14棟のマンションを投資用にすでに購入済み


独立も視野に入れ、すでに何社か自分の会社も立ち上げている。また、5年ほど前から不動産投資にも力を入れていて、東日本橋、横浜、駒沢、新宿など立地のいい場所にマンションを購入。

だが、自身が住んでいるのは西麻布。家賃25万円の低層マンション、75平米の2LDKに1人で住む。

「今は車は持っていません。ガス代、保険、駐車場代など維持費をトータルで考えたら、タクシーのほうが合理的ですからね。そのかわり、どこに行くにもタクシーです。住む場所に西麻布を選んだのは、“タイムイズマネー”。会社と近いから」

自炊も好きで、キッチンにはホームベーカリーにヨーグルトを作る家電、圧力鍋まで揃っているそう。

基本、ライフスタイルはヘルシー志向。麻布十番の『グリーンブラザーズ』でサラダを買うことも多いし、ゴールドジムにも定期的に通っている。

何より驚いたのは、アルコール類は一切口にしないという点。ついでに言うと、タバコも吸わないそうだ。

港区住人にもこんな人がいるのだと素直に感心する。

さらに彼らしさが表れていたのは、彼の睡眠にかける投資額だった。

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