お金はあっても、いい店は知らない! そんなあなたに捧ぐ銀座のど真ん中で行きつけにしたいビストロ3選

仕事柄、または移動の導線上に銀座がある人も多いはず。

しかし、意外に店を知らなかったり、世代的にも上なイメージがあって、敬遠していたりする。

男も30を超えれば、銀座に行きつけのお店を持つべき。とはいえ、小料理屋や鮨屋では、日常使いにはハードルが高い。

そこで提案したいのが、ひとりでも部下とでも行けるカウンターのあるお店。30代なら、少しモダンなくらいがちょうどいい。

しかも、エリアは銀座の中心部。行きつけにしたい、僕ら世代にマッチするお店をご紹介!

※こちらの店舗は現在閉店しております。


男ひとりも絵になる馴染みになりたい空間
『La luciole』

それがどんな一流店だったとしても、気の張るビジネスディナーでは今ひとつきちんと味わった気がしない、ということはないだろうか。

そんな席から解放された夜、しばしのチルアウトのためにひとりでふらりと立ち寄りたいのは、きっとこんなカウンター。

銀座5丁目。「この上に飲食店が?」と一瞬たじろぐビルの2階。看板もなくそっけない入口の扉を開ければ……、外観の印象とは正反対のクールな空間が。

ここ『ラ・リュシオール』は、まごうことなき隠れ家だ。

焼きそば¥2,500。卵でオムレツ状に焼きあげ、きのこのソテーやトリュフをのせた麺に、客の前で鶏ときのこのコンソメをかける演出

シャンパーニュとブルゴーニュを中心に200種類以上をそろえる充実のワインリスト、そしてフランス産のジビエ料理からカツレツ、焼きそばなど親しみのわく料理までを網羅したメニュー。意外に男性向けなのが、嬉しい。

中でも、常連客向けに提供していたのが噂を呼んで定番入りした焼きそばは、フレンチのエッセンスをちりばめた秀作。また、1月からは「〝アバ〞カルト」なるメニューも登場。

ガツとハチノスの羽根焼き、仔羊のシビレのフリットなど、フランス語で「アバ」=内臓類を巧みに仕上げた料理が、ワインの味わいを深める。

「ガツとハチノスの羽根焼き」¥1,500は「“アバ”カルト」の一品。ラヴィゴットソースのケッパーやマスタードの酸味と、パルミジャーノやハーブの香りが食欲を刺激する

「和牛カツレツ ベアルネーズソース」¥3,000は、添えられた卵黄のコンフィと共に

フランス語で「蛍」を意味する店名のイメージにぴったりと重なる、密やかな空間

かくして、美味と美酒の記憶で今宵を締めくくろう。

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