浅草で大人の粋を学べ Vol.5

浅草は週末の昼飲みが楽しい!土日の昼酒OKな浅草グルメ6選

※こちらの店舗は現在移転し、『タイ屋台メシ モンティ 13』に店名を変更しています。掲載情報は移転前の情報です。
 詳しくは下記レストラン情報をご確認ください。

サッと湯通ししたエビに唐辛子などを刻んだ自家製ソースとナンプラーをかけた、クン・チェー・ナンプラー。メニューは一例

怪しげな地下街で賑わう現地の味そのままの食堂
『モンティー』

銀座の大箱タイ料理店に勤めた時代、通称モンティーさんという料理長に連れられた初めてのタイで、その緩い空気感に打ちのめされたという店主。以後何年間も月1ペースで現地に出かけ、すっかりローカルの味が舌に染み付いた。

地元・浅草で地下街の物件を見つけた時、猥雑なムードが現地の大衆料理を出すのにふさわしいと閃いたとか。

ヤム・ママーというインスタントラーメンに魚介や野菜を和えた甘酸っぱいサラダなど、とことん現地に近い品ぞろえ

店内の雑貨はもとより、ハーブや野菜などもタイ産を使用。料理はタイ人シェフ。現地の味を日本人向けにアレンジせず出すのが店の方針だ。夏場ともなれば熱気に満ちあふれる地下道の一角で、現地のムードを疑似体験できる。

「ロールキャベツ」

華やかなアレンジと日本人好みの味付け。フランス風ロシア料理
『ボナフェスタ』

平成元年オープンの『ボナフェスタ』。 フランス風ロシア料理とうたっているのは、家庭的なロシア料理を日本人に合う味付けとフランス料理的な華やかなアレンジを施しているから。

店一番人気のロールキャベツにかかっているのは、ブレンダーにかけてなめらかにしたトマトのソースとサワークリーム。中のお肉は柔らかい食感を出すため、ソテーオニオンとつなぎにごはんを使っている。煮込み時間は8時間。キャベツの下ごしらえから入れると、全工程はなんと4日間!

「こんがり焼いたウニとタマゴのスープ」

ウニがゴロゴロ入った「こんがり焼いたウニとタマゴのスープ」もオススメ。

北海道から仕入れてるウニはたっぷり使っても値段は上げたくないので、ウニの値段が高騰すると出せない場合も。なので、来店前に要確認。

ランチでも「ロールキャベツ」も「ウニと卵のスープ」も食べられるコースがあるのが嬉しい。昼からワインが進んでしまう名店だ!

コシの強い細打ちの二八蕎麦に、本かつお節で作られる香り高いつゆが特徴。「かしわ南蛮」(1,100円)

明治の文豪たちが愛した蕎麦前で一杯
『尾張屋』

浅草のメインストリートのひとつである雷門通りに百数十年続く老舗『尾張屋』はある。

『尾張屋』といえば、晩年の永井荷風や久保田万太郎など文豪に愛されたことでも有名。

彼らが好んで注文したのは「かしわ南蛮」である。アツアツの蕎麦の上に、豪快に盛りつけられた鶏むね肉とネギというシンプルながらも、間違いない美味しさを放つ同店の人気メニューのひとつである。

老舗で昼から一杯、粋じゃないか。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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