R字カウンターの威力は凄い!並木橋のイタリアンにカップルが大挙として押し寄せている!

「大切な人とデートならカウンターに座れ」とはよくいったもので、I字カウンターなら自然に密着できるのでスキンシップの一手として使えるし、L字なら程良く見つめ合いながら食事が楽しめる。

間違いなく、向かい合って座るよりも断然効果的だろう。そして今、新たに注目を集めるカウンターがある。史上最強と呼び声が高い「R字カウンター」だ!その実力はいかに?

入店するとすぐ目に飛び込む流線形のR字カウンター。デート利用に人気なので、予約時にカウンターを指定しておきたい


愛を育むのは、ふたつでひとつの椅子と流線形のカウンター
『il f iume』

この世で最も美しいのは、女性の体の流れるようなラインである。とは、ある世界的な写真家の言葉だ。

それはカウンターだって同じこと。真っ直ぐなモノは端正ではあるが、やはり流線のあるカウンターの艶めかしさにはかなわない。

渋谷の喧騒から外れ、並木橋の交差点を左に曲がって少し歩く。人通りも少なくなったその道沿いに『イル フューメ』はある。利便性がいいとは決していえないが、いつだって賑わっており、ほの暗い並木橋を明るく照らしている。

人気の理由は、若き柿崎シェフが腕を振るい、トスカーナ地方の料理を中心に、こだわりの肉・旬の鮮魚・三浦野菜を用いた美食を堪能させてくれるから。

「松阪ポークLボーンステーキ300g」¥1,980。脂は甘く、肉の旨みとともに口に広がっていく。付け合わせは三浦野菜のグリル。

日替りの「前菜の盛り合わせ」¥1,800(2名分)。50種近くそろうワインと楽しみたい。

「オマール海老のパスタ アメリケーヌソース リングイネ」¥2,000。ふたりでシェアがオススメ。1尾使うフルサイズは¥3,800


それだけでも行く価値はあるのだが、さらにその価値を高める要素として、今年から新設されたカウンターがある。なぜなら、そのカウンターは冒頭で伝えたような艶めかしい流線を持つ「R字カウンター」だからだ。

そこに座れば正対ではなく、横を向くのでもなく、少しだけ体を捻らせる。しかも椅子はふたつでひとつというデザイン。いつもとは違う角度と距離が生まれ、それはいつも以上の高揚感を演出してくれるはず。

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