「勝ち組志望の人の33%が住みたい」と思うのは、恵比寿でも六本木でもなく、実はあの街だった!

街全体にそこはかとなく漂う、センスの良さ。行き交う人々から発せられる、この街に対する誇らしげな思い。

「一度住むと、なかなか抜け出せない」という住人が多いため、希少な空き物件はプレミアもの。

その街とはズバリ…「代々木上原」!

一体、この街の何がそこまで人を惹きつけるのか。

今回は、地元メディアである「Act Locally YOYOGIUEHARA」のプロデューサーとして、日々、代々木上原を見つめる山内さん、そして消費社会研究家として、「消費する」「住む」という観点から様々な街を俯瞰して比較研究する三浦さんの両氏に、「この街に住む」ことのインセンティブを問うてみた。


【理由その1】
港区と双璧の、「勝ち組」としてのブランドイメージがある

一流の風格を漂わせつつ、どこか慎ましやか。ゆえに港区ほど目立たず、けれど知る人ぞ知る街が代々木上原。

三浦さんが一都三県に住む20代~40代の男女を対象に行った調査にて、住みたい街別に「人生の勝ち組になりたい」と思う人の割合を見たところ、「代々木上原・代々木八幡」は港区の各街に次いで33.3%で2位であった。

また、「金持ちになって高級品を持ちたい」と思う人の割合が高い街でも、やはり港区の各街に次いで25.7%で2位。

「まさに成功者が目指す街としてのブランド力、人気を港区と二分しています」と三浦さんが語るように、その存在は上昇志向を持つ人々の心をくすぐっているようだ。


【理由その2】
首相、王族…古くから権力者たちの聖域として、気品を保ってきた

「かつてこのあたりは『大山園』(渋谷区大山町)として、『松濤園』(渋谷区松濤)、『清風園』(世田谷区代沢)と並ぶ3大高級邸宅地で知られていたそうです」と山内さん。

大山町は、政治家・実業家の紀州徳川家第15代当主・徳川頼倫が所有したことから「徳川山」とも呼ばれ、今なお区内有数の屋敷街。

大区画の邸宅がたち並び、都心の一等地ながら喧騒に煩わされない住環境。

この土地は、明治維新の立役者や財閥の創業者、徳川家、歴代首相や各国要人等が好んで移り住み、愛でてきたという風格と気品、贅沢感が漂う街なのだ。


【理由その3】
トップビジネスマンたちを惹き付ける、類稀なるアクセスの良さ

東京メトロ千代田線の始発駅である代々木上原駅は、赤坂、霞ケ関、丸ノ内の都心部に直結。しかも、新宿・渋谷の2大ターミナル駅も至近。

車なら首都高速富ヶ谷や代々木出入口が近いほか、山手通り、井ノ頭通りの幹線道路にも接している。

「日本の中心部で働くビジネスマンにとって最高にアクセスが良く、表参道界隈などにも出やすい。そのうえ公園が多く緑豊かで静か、治安も良く、NYにおけるブルックリン的な位置づけです。代理店やメディアの人、外資系エグゼクティブの住人も多く、外国人ゲストにも評判が良いです」(山内さん)。


【理由その4】
将来的にもゆるがない、絶対的な不動産価値がある

三浦さんは代々木上原を「都会に近いのに静かな、いわゆる"アーバンリゾート"」と表現する。

低層住宅が多く、落ち着きがあって品の良さを感じさせる山の手らしい雰囲気は、"渋谷の奥座敷"と呼ぶにふさわしい。

「高台の頑丈な地盤、空が広く緑の多い閑静な街並みは、昔からずっと評価が高く、価値の暴落も考えにくい」と三浦さん。

需要に対して物件数が少ない希少性があり、住人の地元愛が故に、今後もタワーマンションの乱立といった環境の変化も考えにくい。そのため、自分が住むのはもちろんのこと、収益物件としても安定が見込めるエリアといえるのだ。


バラエティ豊かな4大エリアで織り成される、代々木上原という個性

ここで一息。

以上、4つの理由から、代々木上原に住むことで得られるインセンティブを紐解いてきた。

さてその上で、一口に「代々木上原」といっても、実は4つのエリアに分かれていることをご存じだろうか?

しかもその性質は各エリアによって異なる。その一つ一つのカラーが絶妙に融合して形成されるのが、この街なのである。

あなたがもし、実際に代々木上原に住むことを検討し始めているなら、そのことは把握しておいたほうがいい。

というわけで、各エリアの簡単な特徴は以下をご覧いただきたい。

■西原エリア
『ファイヤーキングカフェ』に代表される、上原カルチャー創世のホットスポット。新しいコンセプトの飲食店も増えている。代理店やメディア系住人のナイトラウンジ的な店も。

■富ヶ谷エリア
代々木上原駅から少し離れた代々木八幡寄りエリア。より隠れ家感が高く、独自性を求める若者が多い。富ヶ谷交差点を中心に東急本店通りや航研通り沿いに美食エリアが広がる。

■大山エリア
遊覧目的の和風庭園『大山園』に由来するエリアで、大邸宅が多く、上品なセレブが数多く住む。土地区画が大きく、各邸宅の庭や整備された道の景観が美しく、贅沢感漂う街並み。

■上原エリア
閑静な住宅街で、代々木上原駅から近く昔ながらの商店街も残り、暮らしやすいエリア。古くからここに住む地主のほか、最近はアーティストやクリエイターなど感度の高い住人も多い。

このように、それぞれのエリアが立っているため、代々木上原の中でも、自分の志向やその日の気分に合わせてエリアを使い分けることが可能である。そのために、いつまでも飽きることがないし、この街の中で全てを完結することができる。

代々木上原は、正に一度ハマったら抜け出せない街なのである。


【結論】
「代々木上原」というエリアは、大人たちが住まいに選ぶ最終地点なのである

都会の一等地という立地と高い利便性に加え、歴史と気品、安全性を兼ね備えた街。また、日々の生活を鮮やかにしてくれる、魅力的な店舗や環境が整っている街。それが代々木上原。

ここに暮らすことは、シンプルで洗練された、上質なライフスタイルを求める大人たちが到達する、究極のステイタスなのである。

お話を伺ったのはこの方たち


Act Locally YOYOGIUEHARA
山内直己さん

代々木上原のヒト・モノ・コトを発信する地元WEBメディア「Act Locally YOYOGIUEHARA」(http://www.act-locally.com/)」を運営。撮影スタジオ、音楽レーベル等を手がけるライフサウンド(株)代表取締役社長。


カルチャースタディーズ研究所
三浦展さん

マーケティングアナリスト、消費社会研究家。1999年に消費・文化・都市研究シンクタンク・株式会社カルチャースタディーズ研究所を設立し、都市論・郊外論専門家としても活躍。『あなたにいちばん似合う街』ほか、著書多数。

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