本気な夜はココ!西麻布で本命と一緒に行きたいとっておきの名店5選

“良心的な価格帯がいい!深夜の西麻布で通いたくなるビストロ”『Lis』

階段を下りて地下1階の店に入ると、そこは西麻布のど真ん中とは思えない柔らかな空気が流れる小体なワインビストロ。

メニューボードにはフランスの田舎料理が書かれ、それらは主に1000円以下でノーチャージという良心価格も嬉しい。

計15席を店主の堀川裕治さんがひとりで切り盛りするここ『Lis』は、ネットでの情報も少なく、メディアに載せることが常連のひとり客たちに申し訳なくなる穴場である。

スープドガルビュー(¥1,400)はバスク地方で多用されるパプリカパウダーが味の決め手

フランスのママの味ともいわれる「スープドガルビュー」は、生ハムからいい出汁がでている、たっぷりの野菜と白いんげん豆のスープ。

素朴な味わいの中、ピマン・デスペレットがすごくいいアクセントになっている。

一皿一皿が手間暇かけて作られ、もうおつまみの領域を超えている。

こちらのグラタンのような、食べ応え抜群の主食メニューもあり。時にはカレーがあることも!(要確認)

堀川さんは銀座や赤坂のフレンチで経験を積み、4年前には、フランスの植民地だった国を中心にアジアを半年間フードトリップしたユニークな経験の持ち主。

真面目で穏やかな人柄が、初めてのひとり客をもほっとさせる環境を作りあげている。

流行を追い求める店が多い中、ぽつんとアットホームな場所がある。ついついふらっと立ち寄りたくなる貴重な存在だ。

鶏レバーや豚ロース、豚の喉肉が入った田舎風パテ(¥900)。丁寧な仕事と肉の旨みを感じる逸品

ドフィノワ(¥800)はじゃがいものクリームグラタンで、フランス・ドフィネ地方の郷土料理

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