東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.30

ランチの過ごし方でバレる「一生うだつが上がらない人」の3大特徴

まずランチタイムに一発でバレてしまうのが、その人が健康管理できるかどうかである。

血糖値上昇も高カロリーも気にしない「二流のランチ」

【1】食欲制御不能で「健康管理に興味がない」ことがバレる

残念な人に限って、「食欲の制御」ができておらず、血糖値やカロリー計算、ビタミン摂取量などに何ら関心を示さない。

それこそ、ギトギトした背脂たっぷりのラーメンに大量のニンニクを入れ込んで、麺は大盛りなのにさらに追加して、無料のサービスライスをスープに沈めてフィニッシュするのだから、私はかける言葉もない。

糖質制限がどれほどはやっていようが、おかまいなし。急激な血糖値上昇が自分の体をむしばもうと、また眠気によって生産性が下がろうと無関係なのだ。

さらに、ランチを食べたばかりなのに「おやつ用に」と、糖分たっぷりのどら焼きやチーズケーキを最後に買い込むのだから、「この人は栄養や健康に一切の関心がなく、自己節制のかけらもない二流の昼食者に転落済み」との烙印を押されても、もはや文句はいえないだろう。

【2】友達皆無の「社交性の欠如」がバレる

次にランチタイムでバレるのが、その社交性の有無、交友関係の実態、そもそも友達がいるかどうかである。

世の中には、とにかくひとりになるのが怖くて、いつも同じようなメンバーでランチに行くことを好む、「二流の寂しがり屋さん」にコロコロ転落している人も少なくない。

あるいは、社交性が皆無で、「1日で、ひとりになれる俺の時間」などと言って、ひとりでスマホばかり見ながら、流し込むように食べる「ぼっちランチ」が常態化している人もいる。

しかし、ランチタイムとは、たんに栄養を補給するための時間ではなく、頭と心を休めつつも、リラックスした状態で、公私にわたって意義ある人間関係を築くのに絶好の1時間だ。

にもかかわらず、まったく発展性のないおなじみのメンツで同じサバみそ定食ばかり食べたり、逆にひとりでスマホばかり見ながら流し込むように食べてばかりいては、「もう少し、友達を作られては?」と指摘されても仕方ないだろう。

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