女心を開放的にさせる!魅惑の“フレンチ・ハイボール”を絶対に飲んだ方がいいワケとは?
ウイスキー好きのライター・大石智子がナビゲートする茶色いお酒シリーズ第3弾!
今回のテーマは、“プレミアム コニャック”。
コニャックになじみのない人も、一度試せばその意外な魅力に目覚めるはず。最初にどのブランドを飲むかが肝心ですが、「カミュ」なら間違いありません!
夏には『イル・ド・レ ファインアイランド』のフレンチ・ハイボールがいい!
みなさん、コニャックにどのようなイメージを持っているでしょうか? もしかしたら、こんな感じだったりしませんか?
・葉巻を吸う男性がバーで飲むもの
・ストレートで飲むのが基本
・食後酒
・甘い
・ブランデーグラスで飲むもの
確かにこれらも当てはまるのですが、昭和のイメージのままとも言えます。私の個人的なイメージは別もので、私がコニャックの「カミュ」を飲みたいのは例えばこんな場所。
夏の太陽の下、ビーチやプールサイドでコニャックを飲みたいのです(ちなみに上の写真はバルセロナの『W』ホテルのプール)。
コニャックをこんなところで?と思うかもしれませんが、「カミュ」には『イル・ド・レ ファインアイランド』という島で育ったブドウによる潮風を醸す1本があり、これをソーダ割りにするとめちゃくちゃ美味しいのです。
その味には、何か人を解放的な気持ちにさせる明るさがあり、爽やかで、そしてSEXY。夏を感じざるを得ないフレーバーをもち、つい先日六本木のバーで『イル・ド・レ ファインアイランド』のソーダ割りを飲んだ際にも、このようなビーチを思い出したのでありました。
このコニャックのソーダ割りは“フレンチ・ハイボール”と呼ばれ、ウイスキーのソーダ割りがハイボールとして親しまれているいま、絶対に多くの日本人が好きな味わいだと感じています。
特に『イル・ド・レ ファインアイランド』のハイボールは、日本人の琴線にふれる海のフレーバーをもった一杯。レ島という島で収穫されたブドウはコニャック地方内陸で作られるブドウの約10倍のヨード分を含んでおり、昆布のような香気成分が特徴です。
フレンチ・ハイボールは食事にも合わせやすく、例えば生牡蠣を食べながら飲めば、ミネラル×ミネラルで悦楽のマッチング。人格が少し明るくなるほど美味しいマリアージュであります。
そんなフレンチ・ハイボールは家でも簡単に作れますので、ぜひお試しを。グラスに氷をたっぷり入れ、そこに「イル・ド・レ ファインアイランド」を20mlほど注ぎ、冷えたウィルキンソンの炭酸を注ぎます。
そ〜っと氷を持ち上げるようにすると混ざり、そして最後もう一度「イル・ド・レ ファインアイランド」を10ml注げば完成。オレンジピールで香りづけすればバカンス感が増しますが、なくても十分でしょう。カルパッチョなど魚介の料理と合わせて、新たなお家ディナーを楽しんでくださいませ。