――北澤さんは、そのストリートファッションから一躍モードの最先端に躍り出て、いまやAFWTの常連ですよね。その経緯やファッションへの想いを教えてください。
北澤:ブランドを立ち上げて3年くらいで、JFWOからお声がけいただきました。その時は本当にうれしかったですね。僕みたいなエリートではない、ストリート出身の叩き上げでもこうしたファッションの最高峰に出場できるというのは、いまでも自信になってます。
僕の人生を振り返ると、それまではいろんなやりたいことを途中であきらめていました。その反動かもしれませんが、ファッションは絶対にあきらめたくないんです。どう評価されようとも、好きなことを続けた結果ですから、チャレンジをしつづけています。あ、いい話しちゃったなぁ(笑)
――(笑)。マリエさんは、昨年、初のアンバサダーを務めてみて、AFWTをどうご覧になりましたか?
マリエ:私がモデル時代にコレクションを見た十数年前とは随分雰囲気が変わりました。昔は閉じた空気感があって、モデルをやっていた自分でさえ、敷居の高さを感じていました。でも、現在の渋谷のヒカリエや表参道ヒルズは開放的な雰囲気ですし、来場者も若々しい印象を受けます。
――北澤さんは、世界のファッション・ウィークと比べて、どこか違いは感じますか?
北澤:パリに行ったとき、夕食を食べていると隣席の年配のご夫婦が、「どこどこのショーよかったよね」、なんて話をしているんです。そういう光景を見ると、日本もそうあってほしいと思います。それは僕たち作り手の役目だと思います。衣食住のうちのひとつですから、もっとファッションを身近にしたい。だから、マリエさんのような存在に広めて欲しい。そこ、すごく期待してます!(笑)
マリエ:もちろんです! 私を通じて多くの人に魅力を知ってもらいたいです。デザイナーへのインタビューや会場の雰囲気をレポートをする際に心がけているのは、私なりの“ファッション愛”をそこに込めること。ファッション留学もした私だからこそ見つけられるような魅力などをわかりやすく発信していきたいです。
北澤:お願いします!
申込受付期間 | 2017/02/23 05:00 ~ 2017/03/08 23:59 |
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選考方法 | 抽選15組 |
当選発表日 | 2017/03/10 以降 |
申込可能な会員 | すべての会員 |
備考 |
