本年度、もっとも美味しくてお得なお店を選出!即行きたい11位から2位を一挙紹介

メインの栃木県産浅野豚のロースト。肉は香り高く、脂身がじんわり甘い。写真はコース料理の一例

匂い立つかぐわしき香りが未知なる食欲に火を付ける『Bistrosimba』

銀座

この店を一度訪れれば、香りの効用の大きさを思い知らされる。シェフが提案する「熱々で香り立つ料理」は、目の前でココットの蓋を開ける瞬間や、湯気立つ鉄板が運ばれてきた瞬間に、香りがぶわっと広がる。

また、口に入れる直前直後にも鼻腔をくすぐる。そうして香りに刺激された味覚が、今度は十二分に美味しさを感じ取るのだ。最良の素材を使ってシンプルに仕上げられたフルコース(¥6,000)を食せば、きっと記憶に残るはずだ。

右上.釧路産ブリのカルパッチョ。左上.オマール海老や甘エビで仕上げる魚介のスープ仕立て。シェフの香り哲学が詰まった逸品。右下.ヘーゼルナッツクリームが香ばしいパリ・ブレスト。左下.ハーブや柑橘類を多用して香りを強調。写真はコース料理の一例

上.ブーダン・ノワール(アラカルト)。右下.衣に米を使うシシャモのフリット。秋は紅玉とともに。左下.レモンとタイム香るムール貝のホイル焼き。写真はコース料理の一例

Chef 菊地佑自さん。10年以上にわたるフランスでの料理人生活を経て2015年に同店をオープン。香り立つ料理を追求し、ビストロスタイルで提供する料理の数々は三ツ星に引けを取らない

暖色系のライティングが落ち着く店内。菊地さん肝いりのコースの数々がアットホームに楽しめる

メインの蝦夷鹿、うちもものポワレ ポルト酒のソース。コースにはこのほかアミューズと前菜が付き、全6品が堪能できる。写真はコース料理の一例

確かな技術と遊び心が生み出す、至福の料理たち『T'astous』

麻布十番

喧騒を離れ落ち着いた雰囲気の中で楽しめるのは、パリと南西部の郷土の味を堀江シェフが再構築したフレンチ。長野県・大島農園の無農薬野菜や長崎を中心とした九州産の魚介など、吟味を重ねて入手した食材は、その味を引き出すため手をかけ過ぎないように調理。

そこに、例えば「キハタのポワレ」はキハタの下に下仁田ねぎ、大根が敷かれ、ソースにゆずを使うなど、「日本の鍋をイメージしています」と遊び心、アイデアをまとわせることも忘れない。そんな全6品のコース(¥5,800)の口福をぜひとも堪能してほしい。

右上.アラカルトの温前菜、豚足と豚耳のガレット、サラダと秋トリュフ。左上.マッシュルームのヴルーテとフランス茸。季節などによりメニューは異なる。写真は一例。右下.からはコースの料理の品々で、鮮魚のポワレ 柚子ソース(この日はキハタを使用)。左下.洋梨のクレープ、ブール・ボルディエバターの生キャラメルソース。写真はコース料理の一例

Chef 堀江 毅さん。パリとフランス南西部の街の一ツ星店などで修業を積んだ、堀江 毅シェフ。黒トリュフを使ったカナッペを店名に仰ぐように、これからの時期は黒トリュフをふんだんに使った料理が提供される

モノトーンで統一されたシックな空間。カラフルなグラスがアクセントに効いている

メインは、蝦夷鹿のロティ 根セロリのピュレ添えブラックベリーのソース。写真はコース料理の一例

本格フレンチをカジュアルなプリフィクスで提案『ici』

恵比寿

テーマは「フランスの美味しさをカジュアルなコースで」。そこで岩田シェフが腕を磨いたパリのレストラン『SENDERENS』やビストロでの味をプリフィクスで供してくれる。

そこには素材の力強さ、美味しさを「最小の足し算」でまとめあげた品々が並び、加えて、ドイツで活躍する韓国人作家の皿や南部鉄器の急須を使用するなど、アジアな雰囲気も随所に演出される。シェフの技術とマインドがちりばめられている(¥5,800)。可愛らしくデートや女子会にもぴったりな内装も含め、恵比寿の新名所となりそうな予感。

右上.本日鮮魚のポワレ 新イカとブルギニヨンバターのソース マコモ茸のロースト、異なる食感が小気味良い。左上.じっくり炒めた玉ねぎのミニパイ。右下.さつまいもと洋梨のタルタル フォアグラのスイートポテト仕立て。左下.サーモンのミ・キュイ。写真はコース料理の一例

Chef 岩田 秀一郎さん。パリの『SENDERENS』などで修業を積み、自身の店『ici』をオープンさせた。店名は“ここ”という意味で、「この店で楽しい時間を過ごしてほしい」の意がこめられている

8席カウンターと4人テーブルひとつという構成の店内

roty2016_記事下

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