表紙カレンダー Vol.17

東カレ独占インタビュー!国民的ヒロインにまでなった『大門未知子』を演じる米倉涼子の素顔に迫る

「ドクターX」といえば、米倉涼子さんの押しも押されもせぬ代表作。その大ヒットの裏にある、女優の努力と素顔を探った。

主演女優が実感するドラマのすさまじい反響

今秋のドラマ「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜」が、圧倒的な人気を見せつけている。他を引き離す高視聴率はもちろん、米倉涼子さんのこんな体験からも絶好調ぶりが伺える。

「お店に行ったりすると、『見ていますよ』と声をかけてくださるんです。いまは米倉さんじゃなくて〝大門先生〞と呼ばれることが多いですね。

病院に行った時も本当のお医者さんに〝大門先生だ!〞と言われたり(笑)。女優の仕事は15年以上していますが、ここまでの反響のドラマはそうないので、嬉しいです」

大門未知子はもちろん実在しないのだが、ここまで存在しているかのように世間に認知されているのは凄いことだ。

2012年に第1期が始まり、大ヒット作品となり今回で4期目。2年ぶりの放映とあって、視聴者からの期待も大きい。だが、米倉さんに気負いのようなものは感じられず、むしろ朗らかな雰囲気。そのオーラは神々しくすらある。

「シーズンを重ねてくると視聴者の方も前回以上のものを楽しみにされていたりして、こちらとしても力が入ってしまいます。

でも、以前の放送を見てみんなで話すのは、〝もっと患者さんに寄り添った見せ方をしようね〞ということ。キャラクターの濃い出演者がそろいますが、患者さんあってのストーリーを大事にしたいです」

その視点はまさにドクター。実際に手術シーンを見ていても、手さばきは年々リアルになっている。

「速くなっているなとは思いますね(笑)。いつも本当の外科医の先生がサポートしてくれていますし、隣でメスを渡すスタッフも手馴れていて凄く機敏で上手なんですよ。チームワークに感謝しています。

最近は加地医師役の勝村政信さんとのタッグもいい感じで、手術の撮影が上手くいった後はハイタッチしています」

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